【祖師ヶ谷大蔵で入れ歯治療】入れ歯の痛みが発生する原因とは?
- 2023年4月5日
- 入れ歯
入れ歯は歯が不足している方にとってなくてはならないものであり、咀嚼や会話をする際の発音をサポートしてくれます。
しかし、入れ歯を装着したときや使用中には、何かしらの原因で痛みが発生することがあります。
今回は、入れ歯の痛みにおける主な原因について解説したいと思います。
歯茎と入れ歯の形状が合っていない
入れ歯の痛みが発生する原因としては、まず歯茎の形と、入れ歯の内側の形状が合っていないことが挙げられます。
このようなケースでは、装着時に痛みが出るだけでなく、使用中は入れ歯が歯茎に強く当たり、より痛みが増す可能性があります。
入れ歯は硬い石膏模型上で製作するにもかかわらず、最終的には柔らかい歯茎の上に乗せるため、どうしても不適合な部分が出てしまいます。
ただし、このような適合不良に関しては、歯茎に強く当たっている部分を削ることで解決するケースがほとんどです。
噛み合わせの悪化
入れ歯の痛みが発生する原因としては、噛み合わせの悪化も挙げられます。
人の噛み合わせは非常に繊細であり、少し位置がずれただけでも痛みの原因になります。
本来、入れ歯は前後左右の歯茎に均等に当たり、噛む力を分散させなければいけませんが、噛み合わせが悪化すると、入れ歯が不安定になり、特定の箇所のみ痛みが発生することにつながります。
また、噛み合わせが悪いまま入れ歯を使用していると、痛みが出るだけでなく、食べ物が噛み切りにくくなり、顎が疲れやすくなったり、消化不良を起こしやすくなったりするおそれもあります。
唾液の分泌量が少ない
唾液の量が少ないことも、入れ歯の痛みが発生する原因の1つです。
口内の唾液が少ないと、粘膜が傷つきやすくなり、痛みを感じやすくなります。
また、入れ歯を装着することにより、ある程度は粘膜に刺激が加わるため、唾液が少ないとその痛みはさらに強くなります。
ちなみに、唾液の分泌量が減少する理由はさまざまですが、年齢的な理由や、よく噛まないことなどが主な理由として挙げられます。
その他、疾病の投薬治療などを行っている方は、薬の副作用で唾液が減少していることも考えられます。
まとめ
ここまで、入れ歯の痛みが発生する主な原因について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回解説した原因以外にも、歯茎が痩せることや、入れ歯が神経を圧迫していることなど、痛みはさまざまな原因で発生します。
また、原因を自身で突き止めるのが難しい場合もあるため、少しでも痛みがあるのであれば、我慢せず信頼できる歯科クリニックに相談することをおすすめします。