【祖師ヶ谷大蔵駅前の歯医者】入れ歯の装着に慣れるまでの期間について
- 2023年6月23日
- 入れ歯
入れ歯を付け始めたときは、誰もが多少は違和感を覚えるものです。
しかし、通常は使用していくにつれて、少しずつその違和感がなくなり、快適な生活をサポートするアイテムとして機能するようになります。
ここからは、入れ歯の装着に慣れるまでの期間を中心に解説したいと思います。
入れ歯の装着に慣れるまでの期間
入れ歯の装着に慣れるまでの期間の期間には個人差がありますが、口内の違和感は付け始めからおよそ1週間で軽減していきます。
会話に関しては、ゆっくり話すことで3日目くらいから慣れ始めます。
また、最初は大きく感じる入れ歯も、装着から1ヶ月程度で馴染んでくるため、食事などの影響もこの頃にはかなりなくなっているケースが多いです。
ちなみに、一度慣れた入れ歯に関しては、再び違和感を持つことがほとんどありません。
入れ歯の装着に早く慣れるには?
入れ歯を装着する方は、できるだけ早く慣れることで、生活への支障をなくしたいと考えるかと思います。
早く入れ歯に慣れるには、まず気持ちを安定させることが大切です。
例えば「入れ歯はつらい」というイメージや、装着時の違和感が頭に残ってしまうと、嫌な思いをしたくないという気持ちから、入れ歯を避けがちになり、いつまで経っても慣れないままになってしまいます。
また、物理的な対処法としては、トレーニングが挙げられます。
入れ歯には厚みがあり、口内を圧迫しがちになるため、まずは水をむせずにゆっくりと飲む練習をすべきです。
その後、むせなくなったら、やわらかい食べ物から硬めの食べ物を少しずつ食べるようにし、これまで通りの生活に戻していきます。
このとき、最初から硬いものを食べると顎を痛める可能性があるため、注意してください。
なかなか入れ歯に慣れない場合は?
工夫をしているにもかかわらず、なかなか入れ歯の装着に慣れないという場合、入れ歯自体に問題がある可能性が高いです。
具体的には、装着から1ヶ月以上経過しても違和感が残る場合、入れ歯の変更を含む歯科クリニックへの相談をおすすめします。
ちなみに、違和感ではなく痛みがある場合は、早急に入れ歯の調整が必要になります。
まとめ
ここまで、入れ歯の装着に慣れるまでの期間を中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最初から、入れ歯を違和感なく使用できるという方はいません。
正しい使い方やメンテナンスを継続することにより、少しずつ天然歯のようになじんでくるため、それまでは少し我慢しながら様子を見てください。
ただし、痛みや炎症などがある場合は、決してそのまま入れ歯を使い続けてはいけません。