【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】子どものダラダラ食べをやめさせる方法
- 2023年8月24日
- 虫歯予防
食事をすると、虫歯菌が食べ物に含まれる糖をエサに酸をつくり出し、歯を溶かしてしまいます。
こちらを脱灰といいますが、子どもが食事をダラダラ食べることにより、脱灰の時間が長くなり、虫歯にもつながりやすくなります。
そのため、今回は親御さんに向けて、子どものダラダラ食べをやめさせる方法について解説します。
食事中のテレビは消す
子どものダラダラ食べをやめさせる方法としては、まず食事中のテレビを消すことが挙げられます。
テレビを観ながら食事を摂ると、無意識に食べるのが遅くなり、ダラダラ食べにつながってしまいます。
そのため、家族で食事を摂るときにはテレビを消し、なるべく家族同士で話をする時間を設けましょう。
もし、どうしても子どもが見たいテレビがあるのであれば、簡単な食事にしたり、録画したりして対応することをおすすめします。
もちろん、食事中にスマートフォン、タブレットなどで動画を視るのもNGです。
食事の時間を決めておく
子どものダラダラ食べをやめさせる方法としては、食事の時間をあらかじめ決めておくということも有効です。
例えば、同じ食事量であっても、完食までに1時間かかる場合と、30分かかる場合とでは、前者の方が虫歯のリスクは高くなります。
そのため、親御さんは「〇時までに食べ終わろうね」と前もって伝えておき、なるべくその時間までに完食できるよう、指導しましょう。
もちろん、小さい子などは、最初から時間通りに完食できるとは限らないため、できなかったとしても怒らないようにしてください。
すぐ食べられるものを用意しない
子どものダラダラ食べは、朝昼晩の食事だけでなく、おやつなどの間食でも見られることがあります。
そのため、親御さんは決まった時間におやつを食べ与え、こちらも完食までの時間を決めておくべきです。
また、子どもに食べ与えるおやつは、なるべくその日に購入することが望ましいです。
例えば、スナック菓子やチョコレート、プリンやアイスなど、子どもでもすぐ手に取って食べられるものが家にあると、親御さんの目を盗んで食べてしまう可能性があります。
もちろん、親御さんに隠れてこれらのおやつをダラダラと食べてしまった子どもは、虫歯のリスクが高くなります。
まとめ
ここまで、子どものダラダラ食べをやめさせる方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
子どもの歯の健康を守ることは、親御さんの重要な務めです。
また、ダラダラ食べをやめさせる際には、ただ単に子どもに制約をかけるだけでなく、虫歯のリスクやそれを予防する重要性などについても、きちんと説明することが大切です。