【祖師ヶ谷大蔵駅近くの歯医者】虫歯予防のための歯ブラシの選び方
- 2024年7月9日
- 虫歯予防
日々のブラッシングは、虫歯を予防するためには欠かせない習慣です。
ブラッシングでプラークを取り除くことにより、口内の細菌が減少し、虫歯を発症しにくくなります。
またこのとき重要なのが、しっかりプラークを落とせる歯ブラシを選ぶことです。
今回は、虫歯予防のための歯ブラシの選び方について解説します。
ヘッドの大きさや形状について
歯ブラシのヘッドの大きさは、一般的には縦の毛が3列で、小さめのサイズが虫歯予防に向いています。
あまりにヘッドが大きすぎると、奥歯などの細かい部分まで毛先が届かず、十分にプラークを除去できません。
またヘッドの形状については、毛先がまっすぐのフラットタイプ、毛先がギザギザの山形タイプがあります。
こちらは歯並びによって使い分けるのがベストです。
フラットタイプの方が清掃性は高いですが、歯並びがあまり良くない方は、歯が重なっている部分なども磨きやすい山形タイプが向いています。
毛の硬さや形状について
歯ブラシの毛の硬さは、主にやわらかめ、ふつう、かための3つに分かれます。
このうち虫歯予防に適しているのは、ちょうど中間の硬さであるふつうです。
清掃性だけを考えれば、かためがもっともプラークを除去しやすいですが、毛の硬い歯ブラシは歯や歯茎を傷付けるリスクがあります。
そのため、適度な清掃性と歯周組織へのダメージ軽減が期待できるふつうを選ぶのが無難だと言えます。
ちなみにやわらかめはプラークを除去する効果が低いですが、歯茎が弱っていて出血しやすい方などは、痛みや出血を抑えながら磨くことができます。
毛の素材について
歯ブラシの毛には、ナイロンや飽和ポリエステルなどの素材が使用されています。
ナイロンはもっとも一般的な素材であり、吸水性が低いため雑菌が繁殖しにくいという特徴があります。
そのため、特に素材にこだわりがない方は、手軽な価格で購入しやすいナイロンの歯ブラシで特に問題はありません。
一方、飽和ポリエステルはコシがあり、しなやかさと耐久性の高さに優れています。
飽和ポリエステルの歯ブラシは、ナイロンよりも少し値段が高くなりますが、より虫歯予防効果を高めたいという方にはおすすめです。
まとめ
虫歯予防を行うにあたって大事なことは、ただ毎日漠然とブラッシングをすることだけではありません。
ブラッシングに使用する歯ブラシや歯磨き粉などを吟味し、着実にプラークを除去することも意識する必要があります。
また磨き方やタイミング、頻度などについても、虫歯予防を行うのであれば注目してもらいたいポイントです。