【祖師ヶ谷大蔵駅近くの歯医者・インプラント】インプラント治療では何本の人工歯根を埋入できる?
- 2024年8月8日
- 義歯
インプラント治療は、歯を失ったとき多くの方が候補に入れる治療です。
また歯を失った方の中には、1本失った方もいれば、ほとんどの天然歯を失ってしまった方もいます。
このような場合は、複数本をインプラントにしようと考えるでしょう。
ではインプラント治療では、何本の人工歯根を埋め込めるのでしょうか?
インプラント治療は何本から可能?
インプラント治療では、最少1本から人工歯根を埋め込むことができます。
そのため、1本だけ歯を失った方にも適用されます。
失った1本をカバーする場合、入れ歯やブリッジなど、他の治療を選択するケースもあります。
しかしインプラント治療には、他の健康な歯に依存しないという他の治療法にはないメリットがあります。
部分入れ歯の場合、隣り合う歯に金具を引っかけなければいけませんし、ブリッジの場合も支えとなる天然歯が必要です。
一方、インプラントは歯を失った部分をピンポイントで補強できます。
インプラント治療では何本まで人工歯根を埋め込める?
歯の大部分を失ってしまった場合でも、インプラント治療は適用されます。
具体的には、最大20本程度まで人工歯根を埋め込むことが可能です。
しかし、インプラントは1本につき30~40万円ほどかかる高額な治療です。
そのため、一度に20本埋入するというのは、あまり現実的ではありません。
また近年はインプラント周囲炎などのリスクを避けるため、人工歯根と人工歯根の間をある程度離す必要があることがわかっています。
このことを考えても、1本1本並べて人工歯根を埋め込むのは良いことではありません。
歯を複数本失った方におすすめの治療法
多くの歯を失ってしまった方は、1本1本埋め込むタイプのインプラント治療ではなく、オールオン4やインプラントオーバーデンチャーを選択すべきです。
オールオン4は、4~6本の人工歯根を埋め込むだけで、最大12本もの歯をカバーできる優れものです。
またインプラントオーバーデンチャーは、2本の人工歯根を埋め込み、総入れ歯を支えるという治療法です。
最小限の治療で、多くの歯をカバーすることができます。
まとめ
インプラント治療は、1本だけ歯を失っても選択できる治療です。
またオールオン4やインプラントオーバーデンチャーについては、歯の大部分を失った方でも適用されます。
ただし、いずれのインプラント治療を受ける場合でも、入れ歯やブリッジなどに比べると費用が高額になります。
また外科治療による身体の負担もあるため、治療法を選ぶ際はしっかり入れ歯やブリッジと比較しましょう。