歯科クリニックで受けることができるホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの大きく2つに分かれます。

いずれも市販のホワイトニング歯磨き粉などでは得られない効果を得ることができますが、これらのホワイトニングは未成年でも受けられるのでしょうか?

今回はこちらの点について解説します。

18歳未満でも施術は可能

18歳未満の未成年であっても、ホワイトニングを受けることは可能です。

まだ日本でホワイトニングが導入され始めたばかりの頃は、使用される薬剤の安全性が証明されておらず、未成年は施術を受けることができませんでした。

しかし、現在は薬剤やホワイトニング技術の進歩により、理論上は未成年でも受けることが可能になっています。

年齢に関係なく、口元の審美性を気にしている方はいるため、こちらは歯科業界にとって非常に良いことだと言えます。

対応している歯科クリニックはそれほど多くない

先ほど未成年でもホワイトニングが受けられるという話をしましたが、未成年の施術に対応している歯科クリニックはそれほど多くありません。

特にオフィスホワイトニングは、濃度の高い薬剤を使用するため、未成年の使用はおすすめされないことが多いです。

多くの歯科クリニックでは、ホワイトニングの対応年齢ついて、18歳以上に設定しています。

ちなみに、未成年でも対応している歯科クリニックでは、施術の際に親の同意書を提出しなければいけないこともあります。

つまり歯科クリニックによってルールはさまざまであるため、自身が通院しようと考える歯科クリニックの公式ページなどのチェックは欠かせません。

ホワイトニング効果は未成年の方が高い?

未成年は大人と比べて、ステインと呼ばれる歯の着色汚れが蓄積されていません。

そのため、施術の効果が出やすいとされています。

また未成年は歯のエナメル質が厚く、ホワイトニングの薬剤がしっかり奥まで浸透しやすいです。

このことから、大人よりも少ない施術回数でも、満足のいく効果を得られる可能性があります。

具体的には、1～2回の施術で十分な効果を発揮することが多く、オフィスホワイトニングであればより即効性は高まります。

まとめ

歯の着色が気になる18歳未満の方は、まずブラッシングなどのセルフケアにより、症状が軽減されないかどうか試してみましょう。

それでも気になる場合は、年齢に関係なく安全に受けられる歯のクリーニングを受けるべきです。

また、クリーニングでも効果が実感できない場合、最終手段としてホワイトングを受けられる歯科クリニックを探すのがおすすめです。