【祖師ヶ谷大蔵でインプラント】インプラント治療が安全な理由
- 2023年4月18日
- 歯科口腔外科
初めてインプラント治療を受けようとする方の中には、顎の骨に人工歯根を埋め込むと聞いて、「安全性は大丈夫なのか?」と不安を抱く方もいるかと思います。
しかし、実際はさまざまな角度から安全性を考慮した治療であるため、それほど心配する必要はありません。
今回は、インプラント治療が安全な理由について解説します。
金属アレルギーのリスクが低い
インプラント治療が安全だと言える理由としては、まず金属アレルギーのリスクが低いことが挙げられます。
一般的に、顎の骨に埋め込むインプラント体の素材には、チタンもしくはチタン合金が採用されています。
チタン(チタニウム)という金属は、人体との親和性が高く、さまざまな金属の中でも、特にアレルギーのリスクが少ないという特徴があります。
そのため、インプラント治療を受けたからといって、金属アレルギーにより、治療箇所が大きく炎症を起こすといった不安はほとんどありません。
静脈内鎮静法や笑気麻酔を併用する
インプラント治療が安全と言える理由には、治療の際、局所麻酔の他、静脈内鎮静法や笑気麻酔を併用することが挙げられます。
インプラント治療で使用する麻酔は、通常局所麻酔(部分的な麻酔)であり、全身麻酔ではありません。
また、歯科クリニックによっては、局所麻酔とともに静脈内鎮静法、笑気麻酔などを併用することもあります。
静脈内鎮静法は、腕に点滴をしながら鎮静剤を投与し、治療中の不安や緊張を軽減するというもので、笑気麻酔は専用のマスクから亜酸化窒素、医療用酵素の混合気体を吸入することで、痛みを感じづらく、リラックスできる麻酔です。
他の歯への影響が少ない
他の歯への影響が少ないことも、インプラント治療が安全と言える理由の1つです。
歯を失った場合の治療としては、インプラントの他にブリッジが挙げられますが、こちらは失った歯の代用品を固定するために、両隣の歯を削らなければいけません。
一方、インプラントは歯1本分から埋め込むことが可能であり、周囲の歯を削ったり、穴を開けて留め具として使用したりすることはないため、安全性は高いと言えます。
まとめ
ここまで、インプラント治療が安全な理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
インプラントは外科手術を伴う治療ですが、決して危険なわけではありません。
もちろん、炎症や破損などが起こる可能性はありますが、歯科クリニックではリスクを軽減するためのさまざまな工夫がされていますし、問題が発生しそうな場合には、先に他の治療を行うなどして対応してくれます。