【祖師ヶ谷大蔵でホワイトニング】テトラサイクリン歯はホワイトニングで白くしましょう
- 2023年3月21日
- ホワイトニング
どんなに丁寧に歯磨きをしても、食べ物等による着色汚れで歯が黄ばんでしまうことがあります。
しかし、中には着色汚れ以外の原因で歯に色がついてしまうこともあるのです。
その一つがテトラサイクリン歯で、縞模様や灰色などに着色されてしまいます。
テトラサイクリン歯を改善するには、ホワイトニングがおすすめです。
テトラサイクリン歯とは?
歯は、赤ワインやカレー、コーヒーなどの飲食物や喫煙などが原因で着色汚れがついたり、加齢によってエナメル質が薄くなって象牙質が透過することで黄ばんで見えたりすることがあります。
しかし、中には歯が縞模様や灰色など、飲食物等による着色汚れや加齢による黄ばみとは異なる着色汚れがついてしまうことがあるのです。
こういった歯を、テトラサイクリン歯と言います。
テトラサイクリン歯は、テトラサイクリン系の抗生物質が原因で起こります。
テトラサイクリンは様々な菌に対する抑制効果があるため、子ども用風邪薬のシロップなどに使用された時代がありました。
しかし、歯の変色を引き起こす副作用があると1962年に報告されたことで、使用に対して制限がかかるようになったのです。
現在でも、肺炎やライム病、クラミジア等の病気の治療薬にはテトラサイクリンが含まれています。
しかし、副作用が出やすい妊婦や8歳未満の子供に対しては基本的に使用されないこととなっています。
ホワイトニングの効果
テトラサイクリン歯に対して、ホワイトニングはどのくらい効果があるのでしょうか?
テトラサイクリン歯は紫外線に反応して変色していくのですが、その変色度合いによってホワイトニングで歯を白くできるかが変わってきます。
変色は、全く変色が見られない第0度から、全体的に黄色や灰色になってしまう第1度、茶色くなったり色が濃くなったりしてくる第2度、縞模様がはっきりと見えるようになってくる第3度、変色がさらに強い第4度に分けられます。
このうち、第4度になるとホワイトニングはほとんど効果を及ぼしません。
また、第3度も全て落として綺麗にするというのは難しいため、出来るだけ第2度の段階までにホワイトニングを受けることをおすすめします。
まとめ
テトラサイクリン系の抗生物質の副作用で歯に着色汚れが付くテトラサイクリン歯は、ホワイトニングである程度落とすことができます。
しかし、テトラサイクリン歯には段階があり、段階が上がるとホワイトニングの効果が発揮され辛くなってしまうのです。
テトラサイクリン歯だと気づいた場合は、なるべく早く治療を受けた方がいいでしょう。