【祖師ヶ谷大蔵で審美歯科(治療)】オールセラミッククラウンについて解説します
- 2023年3月12日
- 審美歯科
虫歯の治療をする際の被せものは、主に銀歯です。
しかし、中には見た目が気になるから銀歯は嫌だという人もいるでしょう。
そういった人には、オールセラミッククラウンがおすすめです。
オールセラミッククラウンは、どのような被せものでしょうか?
その特徴について、解説します。
オールセラミッククラウンとは?
虫歯の治療をした時は歯を削るため、その穴を塞ぐ必要があります。
その際の被せものをクラウンと言い、通常は銀色の金属で作られたクラウンを装着します。
しかし、前歯やそれに近い場所等は外から見えやすいため、一目で虫歯の治療をしたとわかる銀のクラウンは余りつけたくない、という人もいるでしょう。
その場合におすすめなのが、オールセラミッククラウンです。
オールセラミッククラウンは、白い陶器で作られた被せものです。
外側も内側も全てセラミック製なので、透明感があり艶々とした白さになります。
天然歯の色合いに近いため、外から見ても被せものであることがわかりにくいでしょう。
全てセラミックということで、金属は何も使用していません。
そのため、金属アレルギーの方でも安心して装着することができるのも特徴です。
また、歯垢が表面につきにくいため、清掃しやすいというメリットもあります。
虫歯の再発予防にも効果的
オールセラミッククラウンは、見た目にも優れているのですが、それだけではなく、虫歯の再発予防にも効果的です。
なぜ、オールセラミッククラウンが再発予防になるのでしょうか?
虫歯の治療をした歯が再び虫歯になるのはどのような時かと言えば、被せものや詰めものの隙間から歯垢などが入り込み、虫歯菌が増殖してしまった時です。
隙間を埋めているはずなのに、なぜ歯垢が入り込んでしまうのでしょうか?
その原因は、被せ物の変形です。
銀歯のような金属製のクラウンなどを装着した場合、時間が経つにつれて錆びて腐食したり、変形してしまったりして、やがて隙間が発生してしまいます。
その隙間から、歯垢や虫歯菌が侵入してしまうのです。
一方、オールセラミッククラウンの場合、変形するということはありません。
そして、歯と特殊なセメントを使用して接着しているため、歯と一体化してずれることもないのです。
ゆえに、オールセラミッククラウンは、虫歯の再発リスクを大きく減らしてくれます。
歯を抜歯するようなことにならないよう大事にしたい、という人にもおすすめの被せものなのです。
まとめ
オールセラミッククラウンは、虫歯の治療後の見た目が気になるという人におすすめの被せものです。
セラミックは見た目が天然歯に近いため、装着していてもほとんど違和感はありません。
また、金属を使用していないため、金属アレルギーの方にも向いています。
見た目だけではなく、虫歯予防にも効果的なのが大きな特徴なので、虫歯の再発リスクを抑えたい方にもおすすめです。