【祖師ヶ谷大蔵で審美歯科(治療)】ジルコニアクラウンの特徴について解説します
- 2023年3月18日
- 審美歯科
虫歯の治療をして歯を大きく削った場合は、クラウンといわれる被せものを装着します。
通常は銀歯といわれるメタリックなものを装着するのですが、見た目が気になるという方にはジルコニアクラウンをおすすめします。
ジルコニアクラウンの特徴について、解説します。
ジルコニアクラウンとは?
虫歯の治療をして歯を削った時は、クラウンという被せものを装着します。
その場合、通常であれば見た目が銀色の、金銀パラジウム合金という素材で作られたものを装着するのですが、口を開いた時に目立つため、気になるという人も少なくありません。
そういった場合におすすめなのが、ジルコニアクラウンです。
ジルコニアはセラミックの一種ですが、人工ダイヤモンドと呼ばれるほど非常に強度が高く、包丁やスペースシャトルなどにも使われています。
日本では2005年から薬事法の認可を受け、歯科用ジルコニアセラミックとして治療に使用することが認められた、比較的新しい素材です。
一般的なセラミックとは強度が違うため、様々な歯に使用することができます。
ジルコニアクラウンのメリット
ジルコニアクラウンは、オールセラミッククラウンの一種です。
オールセラミッククラウンは歯と特殊なセメントで接着して外れにくいため、隙間から歯垢や虫歯菌が入り込んで虫歯が再発することが少ないというメリットがあります。
このメリットは、ジルコニアクラウンにも当てはまるのです。
また、他の素材と比べてジルコニアは透明感がある素材なので、色調の調整がしやすいというのも特徴です。
ただ白い歯を再現するのではなく、周囲の歯の色調に合わせることができるため、より自然な仕上がりに期待できます。
強度と耐久性が高いため、見た目が気になる前歯だけではなく、強度が必要な奥歯にも装着可能です。
オールセラミックは強度が気になりますが、ジルコニアは人工ダイヤモンドと言われるだけあってかなり丈夫です。
セラミック素材に共通するメリットですが、金属を使用しないメタルフリーの素材なので、金属アレルギーでも心配ありません。
生体親和性が高い素材なので、妊娠中の方や子どもでも安心して使用できます。
まとめ
ジルコニアクラウンは、オールセラミッククラウンの中でも特に強度が高く、色調の調整もしやすい被せものです。
白いだけでも虫歯の治療をしたとはわかりづらいのですが、ジルコニアクラウンであれば周囲の健康な歯と変わらず馴染んでくれるでしょう。
前歯から奥歯まで、幅広く使うことができるクラウンで、経年によって変色することもほとんどないため長く使うことができます。