【祖師ヶ谷大蔵で審美歯科(治療)】メタルボンドクラウンの特徴について解説します
- 2023年3月19日
- 審美歯科
虫歯の治療をした際は、削った部分にクラウンという被せものを使用して穴を塞ぎます。
通常は銀歯といわれる銀色の被せものをつけるので、被せものというとそのイメージが浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
ただし、銀歯の被せものは、口を開いた時に目立ってしまうのがデメリットです。
「銀歯はいかにも被せものといった感じで嫌だ」「目立つので恥ずかしい」などと感じる人におすすめなのが、メタルボンドクラウンです。
メタルボンドクラウンの特徴について、解説します。
メタルボンドクラウンとは?
虫歯になると、感染している部分を削ることになります。
削ってできた穴は、クラウンという被せものをつけて塞ぐことになるのですが、通常であれば保険が適用される銀歯をつけることになります。
しかし、中には治療をしたことがすぐわかる銀歯は嫌だという人もいるでしょう。
特に、前歯やその周辺部で使用することを嫌がる人は多いのです。
そういった方には、メタルボンドクラウンをおすすめします。
メタルボンドクラウンとは、金属製のクラウンの表側にセラミックを使用したものです。
外からは白い歯に見え、中身は金属なので強度が高いのが特徴です。
見た目と実用性を備えているため、多くの人が満足できる仕上がりとなるでしょう。
ただし、見た目はセラミックであっても内側は金属なので、金属アレルギーの方は注意が必要です。
治療を受ける歯科医院で使用している金属の種類を確認し、事前にアレルギー反応が出ないかをチェックしておきましょう。
メタルボンドクラウンのメリット
メタルボンドクラウンは、外側がセラミックなので見た目が天然歯に近い白い歯となり、審美性に優れています。
セラミックはメタルクラウンに焼き付けられているので、外れることはまずありません。
内側が金属で割れにくいため、前歯や奥歯など場所を選ばず使用することが可能です。
また、メタルクラウンに貴金属を使用すれば金属アレルギーは起こりにくく、歯茎に金属が溶け出して変色することもありません。
セラミックは変色しにくいのがメリットです。
歯垢が付着しにくく、通常の歯磨きで落とすことができるため、虫歯の再発や歯周病の予防としても役立ちます。
金属のクラウンだと、錆びや変形によって生じた隙間に歯垢が溜まり、そこから虫歯が再発するリスクが高いのです。
しかし、セラミックは錆びず変形しにくいことから隙間ができにくく、虫歯の再発を防いでくれるのです。
まとめ
メタルボンドクラウンは、オールセラミッククラウンとは違い内側が金属のクラウンになっているため、強度が高く、見た目は白い歯になります。
上記の特徴により、奥歯にも前歯にも使用することができるクラウンです。
汚れも付着しづらいため、虫歯の再発や歯周病のリスクを抑えたいという方にもおすすめします。
銀歯は嫌だという方は、一度検討してみてください。