【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】インプラントの耐用年数や長持ちさせる方法
- 2023年5月26日
- 義歯
インプラントには、耐用年数というものが存在します。
こちらは、いわばインプラントの寿命であり、どれくらいの期間問題なく使用できるかということを指しています。
今回は、インプラントの耐用年数や他の治療法との比較、長持ちさせる方法について解説したいと思います。
インプラントの耐用年数はどれくらい?
インプラントの耐用年数は、一般的に10~15年程度です。
インプラント体と呼ばれる、顎の骨と結合するための部品に問題が出たり、こちらが外れたりしたときに、寿命が訪れます。
ちなみに、インプラントの正しい使い方を把握していない場合、10~15年に届かず、早い段階で使用するのが困難になるケースもあります。
他の治療法との耐用年数の違い
インプラントの耐用年数は、前述したように10~15年であり、こちらは他の治療法に比べると長いです。
例えば、同じく歯を補うために行う治療であるブリッジは、およそ7~8年で使用するのが難しくなります。
また、もっとも耐用年数が短いのは入れ歯であり、こちらは4~5年で新しいものに作り替えるのが一般的です。
ちなみに、入れ歯はインプラントやブリッジとは違い、着脱式の装置であり、安定性や装着感、使用感といった面で劣ることから、寿命を迎える4~5年の間にも、何度か調整を繰り返していく必要があります。
インプラントを長持ちさせるための方法
インプラントの耐用年数を10~15年よりも伸ばすためには、まずセルフケアを徹底しなければいけません。
インプラントがダメになる原因の多くは、虫歯や歯周病です。
そのため、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロス、マウスウォッシュなどを併用し、虫歯や歯周病を予防する必要があります。
また、インプラントはその形状から、セルフケアだけでは十分に清掃することができません。
こちらの問題を解決するためには、定期的に歯科クリニックに通い、クリーニングを受けることをおすすめします。
ちなみに、定期的に歯科クリニックに通うことで、クリーニングだけではなくメンテナンスも受けることができます。
メンテナンスの内容は、噛み合わせの調整やインプラントの異常におけるチェックなど、多岐に渡ります。
まとめ
ここまで、インプラントの耐用年数や長持ちさせる方法などについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
せっかくインプラントを装着するのであれば、長期間問題なく使用したいと考える方がほとんどだと思います。
また、インプラントは他の治療法に比べて耐用年数が長いですが、セルフケアや歯科クリニックでのケアを徹底しなければ、平均寿命に届かないこともあるため、注意してください。