【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】インプラント手術当日の一般的な流れ
- 2023年10月6日
- 義歯
インプラント治療は、すべての工程を終えるまでに数ヶ月程度の期間を要します。
そのため、お世辞にも簡単な治療とは言えませんが、人工歯根を埋入する手術については、1日で完了するケースが多いです。
ここからは、人工歯根を埋め込む手術当日の一般的な流れについて解説します。
減菌処置、麻酔
インプラントの人工歯根を埋め込む当日は、まず口内の細菌を減らす減菌処置が行われます。
こちらは必須の処置であり、実際減菌処理を行う1時間前くらいからは、医師から許可が出たもの以外口にしてはいけません。
また、減菌処理が終わったら、私服から手術着に着替え、手術室に入ります。
ここでは、血圧計や心電図、パルスオキシメーターなどを装着し、外科治療の準備を進めていきます。
準備が整ったら表面麻酔、局所麻酔が行われ、いよいよ人工歯根を埋め込む手術に取りかかります。
患者さんの要望によっては、静脈内鎮静法が採用されることもあります。
手術、休憩
インプラントの人工歯根を埋め込む手術は、その手法や適用する歯の本数によって変わってきますが、大体1時間くらいで終了します。
静脈内鎮静法で麻酔を行った方は、意識がかなり薄くなるため、気付いた頃には手術が終わっているというケースもあります。
また、手術が無事完了したら、施術箇所の止血を行います。
完全に出血が止まるまで、ガーゼを噛んだ状態で1時間ほど安静にします。
止血、帰宅
定期的に口内の様子を見ながら、完全に止血できたことが確認できたら、人工歯根を埋め込む手術はすべて完了です。
人工歯根の埋入は、身体にメスを入れる外科手術の一つですが、そこまで身体に大きな不安をかけるものではありません。
そのため、入院をする必要はなく、その日のうちに自分の足で帰宅することができます。
ただし、手術当日は、車やバイクではなく、電車やバスといった公共交通機関、タクシーを利用して帰宅してください。
特に、静脈内鎮静法で手術を受けた方は、帰宅時に急な眠気やふらつきが起こる可能性があり、自家用車を運転するのは極めて危険です。
もし、自家用車で帰宅するのであれば、家族などに送迎を依頼してください。
まとめ
ここまで、インプラント手術当日の一般的な流れについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
手術前日や当日は、不安や恐怖心を覚えることもあるかと思いますが、インプラント手術自体はいたって安全なものです。
そのため、体調管理にだけ気を付ければ、痛みや苦しさ、怖さを感じることもありませんし、スムーズに人工歯根を埋入することができます。