【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】テトラサイクリン歯がある方のホワイトニングについて|「成城まごころ堂歯科」|世田谷区砧・祖師ヶ谷大蔵駅前の歯医者

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【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】テトラサイクリン歯がある方のホワイトニングについて

ホワイトニング治療は、18歳未満の方や虫歯、歯周病がある方、妊娠中や授乳中の方などについては、リスクがあることから、基本的には治療の対象外とされています。

また、“テトラサイクリン歯”がある方も注意が必要です。

今回は、テトラサイクリン歯の概要やホワイトニング時の注意点などを解説します。

テトラサイクリン歯とは?

テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯のことをいいます。

テトラサイクリン系の抗生物質には、ミノサイクリンやオキシテトラサイクリンなどの種類があり、これらはかつて風邪薬のシロップに使われていて、日本では昭和40年代に使用されていました。

そのため、現在50~60代くらいの方には、テトラサイクリン歯を持つ方が多いです。

見た目の特徴としては、歯の色が灰色っぽくなっていたり、縞模様があったりすることが挙げられます。

テトラサイクリン歯はホワイトニングの効果が出にくい

子どもの頃、テトラサイクリン系抗生物質を服用し、歯が変色してしまった方は、ホワイトニング治療の効果が出にくいです。

テトラサイクリン系抗生物質による変色は、歯が成長し、形成されている段階で着色、変色やエナメル質の形成不全が起こったことが原因です。

このような状態でホワイトニングを行っても、効果が出にくかったり、理想とする効果が出るまでに時間がかかったりすることが多いです。

こちらは、一般的にホームホワイトニングと比べて使用する薬剤が強いとされるオフィスホワイトニングにおいても、同じことが言えます。

テトラサイクリン歯がある方が歯を白くするには?

テトラサイクリン歯の方で、ホワイトニング治療の効果を得られなかった方、もしくは適用外だと判断された方の対処法としては、ラミネートベニアが挙げられます。

ラミネートベニアは、歯の表面を0.3~0.5mmほど削り、歯科用接着剤で貼り付けることで、色や形、大きさ、隙間などを改善する方法です。

また、歯の形状や歯並びに関しても、同時に改善できるのがラミネートベニアのメリットです。

ただし、費用に関しては、歯1本あたり10~15万円程度と、ホワイトニング治療よりも高額になります。

まとめ

ここまで、テトラサイクリン歯がある方のホワイトニングについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

テトラサイクリン歯は、ホワイトニング治療が禁忌というわけではありませんが、思うような効果が出ないケースが多いです。

そのため、場合によっては他の治療も検討しなければいけないことについては、前もって留意しておきましょう。

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