【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】ホワイトニング直後にチョコレートを食べてはいけないのはなぜ?
- 2023年12月23日
- ホワイトニング
ホワイトニング治療後は、歯の白さを維持しなければいけないため、食事内容にある程度の制限が生まれます。
また、オフィスホワイトニングの場合、治療後48時間程度は、チョコレートを食べてはいけません。
ここからは、ホワイトニング直後にチョコレートを食べてはいけない理由を解説します。
着色につながるから
ホワイトニング直後にチョコレートを食べてはいけない理由としては、まず着色につながることが挙げられます。
ホワイトニングの施術後は、歯の表面が乾燥しているため、通常の歯と比べて、さまざまなものを吸収しやすくなっています。
また、歯の表面に存在するペリクルが剥がれ、エナメル質が露出し、色の濃い食べ物や飲み物の色素、刺激に弱くなります。
このような理由から、色が濃いチョコレートは着色につながりやすく、ホワイトニングの効果を半減させてしまいます。
ポリフェノールの含有量が多いから
ホワイトニング直後にチョコレートを避けるべき理由としては、ポリフェノールの含有量が多いことも挙げられます。
ポリフェノールは、多くの植物に存在する苦味、色素の成分であり、抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があります。
そのため、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。
また、このような健康効果から、毎日のように摂取している方もいるかと思いますが、ポリフェノールは歯を着色しやすい成分です。
チョコレートには、こちらのポリフェノールが多量に含まれているため、ホワイトニング直後に食べるものとしては適していません。
ホワイトチョコレートは食べても良い?
チョコレートには、一般的な茶色いミルクチョコレートの他、ココアバターを主成分としたホワイトチョコレートもあります。
こちらに関しては、ホワイトニングを行った直後であっても食べることが可能です。
ホワイトニング直後に推奨される食べ物は、色の白い食べ物です。
ホワイトチョコレートはこちらに該当します。
また、茶色いミルクチョコレートとは違い、ホワイトチョコレートはポリフェノールの含有量が極めて少ないため、着色のリスクは少ないです。
まとめ
ここまで、ホワイトニング直後にチョコレートを食べてはいけない理由を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
甘いものが好きな方の中には、毎日のようにチョコレートを食べているという方もいるかと思いますが、色素沈着のリスクや含有成分野関係から、ホワイトニング直後は摂取すべきではありません。
一定の時間が経過してから、少しずつ食べ始めるようにしましょう。