【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】入れ歯をせずに食事をするリスクについて|「成城まごころ堂歯科」|世田谷区砧・祖師ヶ谷大蔵駅前の歯医者

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【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】入れ歯をせずに食事をするリスクについて

入れ歯を装着している方の中は、咀嚼がしにくかったり、美味しさを感じにくかったりと、不都合に悩む方もいるかと思います。

また、「硬いものを食べるとき以外は、入れ歯を外しても良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、こちらはおすすめできません。

今回は、入れ歯をせずに食事をするリスクについて解説します。

誤嚥しやすくなる

入れ歯をせずに食事をすると、誤嚥のリスクが高まります。

極端にやわらかいおかゆやうどんといった食べ物であれば、入れ歯を装着しなくても食べることが可能です。

しかし、普段から入れ歯をせず、このようなやわらかいものばかり口にしていると、嚥下機能が低下し、誤嚥性肺炎を発症する可能性があります。

ちなみに、誤嚥性肺炎は、本来気管に入ってはいけないものが入り、熱や咳、膿のような痰が出たり、倦怠感や食欲不振といった症状につながったりする病気です。

窒息しやすくなる

入れ歯を装着せずに食事を摂ることで、窒息のリスクも高くなります。

歯を失っている方や、入れ歯をきちんと使用していない方は、咀嚼による脳への刺激が不足し、認知症のリスクが高まります。

また、認知症が進行すると、食事の際に飲み込むことを忘れ、口内に残ったまま食べ物をどんどん詰め込んでしまい、こちらが窒息につながることがあります。

高齢の方は、窒息による死亡のリスクも極めて高いため、注意しなければいけません。

栄養が足りなくなる

入れ歯をせずに食事をするリスクとしては、栄養が足りなくなることも挙げられます。

入れ歯を装着している時点で、天然歯の場合よりも食べられるものは限定されます。

こちらは、硬いものが基本的に選択肢から外れるからです。

また、入れ歯を外してしまうと、硬いものどころか、ほとんど食感のないものしか満足に食べられないため、食事の選択肢はさらに狭まります。

つまり、さまざまな食べ物から効率的に栄養を摂取することができなくなるということです。

豊富な栄養を含む緑黄色野菜や果物などの中には、ある程度食感があるものも多いため、多少食事のしにくさを感じる場合でも、入れ歯を外すべきではありません。

まとめ

ここまで、入れ歯をせずに食事を摂ることで生じるリスクについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

特に入れ歯を使い始めたばかりの方は、咀嚼のしにくさや違和感、異物感などでストレスが溜まることも多いかと思います。

しかし、こちらは少しずつ慣れてくるものであるため、ある程度食事ができるようになるまで、入れ歯は我慢して装着し続けるようにしましょう。

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