【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】外出先での予防歯科について解説します
- 2023年8月3日
- 虫歯予防
予防歯科は、歯科クリニックで行うプロケアと、自宅で行うセルフケアの両方を行うことで、初めて効果が得られるものです。
また、自宅だけでなく、外出先でも食後などはセルフケアを行うのが望ましいです。
今回は、外出先で行う予防歯科の方法や場所選びなどについて解説したいと思います。
外出先での予防歯科に便利なグッズ
オフィスや旅行先など、外出時の予防歯科に便利なグッズとしては、なんといっても携帯用の歯ブラシ、歯磨き粉のセットが挙げられます。
こちらの製品には選び方がいくつかあり、まずはケースの上部、底に穴が開いているかどうかをチェックします。
穴が開いているものは、使用後の歯ブラシを入れても蒸れにくく、衛生的です。
また、ヘッドの専用のケースがついているかどうか、ケースが自立するかどうかなど、保管するにあたって便利なポイントもしっかりチェックしましょう。
ちなみに、歯ブラシと歯磨き粉がそれぞれ単品でも別売りされているタイプであれば、交換したくなっても一式を買い替える必要はありません。
歯ブラシや歯磨き粉が用意できない場合
外出先で歯ブラシや歯磨き粉を用意できない場合は、まずうがいを行い、食べカスなどをすべて洗い流しましょう。
食事中であっても、途中で一息ついて口内に水を含み、口全体に行き渡るように意識することで、口内が中和され、虫歯の予防につながります。
また、歯ブラシや歯磨き粉がない場合は、指歯磨きも効果的です。
指歯磨きをすると、指先の感覚で歯の表面がツルツルになったかどうかを体感できますし、歯ブラシと違って、歯茎を傷付けることは基本的にありません。
外出先でセルフケアを行う場所について
オフィスの場合、歯磨きなどのセルフケアは、オフィス内に設置されたトイレで行うのが望ましいです。
トイレが古かったり、使いにくかったりする場合、パントリーや給湯室を使用する方もいますが、こちらはマナー的にNGです。
パントリーや給湯室は、大勢の人が食器を洗ったり、お茶を入れたりする場所であるため、こちらしか歯を磨く場所がないのであれば、近隣のオフィスビルや商業施設のトイレ、パウダールームなどを使用すべきです。
まとめ
ここまで、外出先で行う予防歯科の方法やグッズ、場所選びなどについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
外出先でのセルフケアがおろそかになると、自宅ではしっかり歯磨き、デンタルフロスなどでケアをしているにもかかわらず、虫歯のリスクが高くなってしまうことがあります。
そのため、いつでもセルフケアができる環境を整えておくことは非常に重要です。