【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】夜に虫歯が痛みやすい理由と対処法
- 2023年8月23日
- 虫歯治療
虫歯の自覚症状は、ある日突然感じるようになるケースがほとんどです。
また、中には夜急激な痛みに襲われるケースもあり、このような場合にはすぐ歯科クリニックにも行けないため、自宅で応急処置を行わなければいけません。
ここからは、夜に歯が痛みやすい理由と対処法について解説します。
夜に歯が痛みやすい理由
夜に虫歯が痛みやすい理由としては、まず血液が頭部に流れやすくなるということが挙げられます。
日中は、重力によって血液が身体の下へ流れていきますが、夜寝ているときは横たわっている状態のため、血液が頭部に流れやすくなります。
血液が頭部に流れると、血管が膨張し、神経が圧迫され、痛みが生じる原因になります。
また、副交感神経が優位になることも、夜に虫歯が痛みやすい理由の1つです。
人の身体は、自律神経と関わりが深い交感神経、副交感神経が働き、血圧や体温などをコントロールしています。
特に、夜間はリラックスした時間が多く、副交感神経が優位になり、血管が膨張して歯の神経が圧迫されやすくなります。
その他、就寝前に入浴をするケースが多いことも、歯が痛みやすい理由として挙げられます。
入浴は副交感神経を優位にし、血行を促進させる効果があるため、虫歯の痛みをひどくすることが考えられます。
夜に歯が痛んだ場合の対処法
夜に歯が痛み、眠れなくなってしまった場合には、応急処置ではありますが、まず濡れタオルなどで冷やし、血液の循環を抑えましょう。
自宅に常備しているのであれば、鎮痛剤を服用しても問題ありません。
ただし、気になって舌でつついてみたり、温めたりするのはNGです。
このような行動は、患部が刺激されて血流が良くなり、ますます痛みを増幅させることにつながります。
ちなみに、手の中指と薬指の付け根の間あたりには、歯の痛みに効くといわれる歯痛点というツボがあります。
上記の方法を試しても、なかなか痛みが治まらないというのであれば、こちらのツボを押してみましょう。
やや強めに1分ほど押すことで、ある程度痛みは緩和されます。
指で押すのが難しい場合は、ボールペンの反対側など、硬くて細長いもので押しても大丈夫です。
まとめ
ここまで、夜に虫歯が痛みやすい理由と、痛みをやわらげるための対処法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
夜に発生する虫歯の痛みは、睡眠に悪影響を及ぼし、ストレスが溜まる原因にもなります。
しかし、直接氷で冷やしたり、何度も患部を触ったりすると、痛みが強くなる可能性があるため、あくまで冷静に対処することをおすすめします。