【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】子どもの歯科クリニック嫌いを克服する方法
- 2023年7月15日
- 虫歯予防
子どもの多くは、歯科クリニックの雰囲気やニオイなどが苦手です。
ひどい場合、「歯科クリニックに行く」ということがわかっただけで泣きじゃくってしまうようなケースもあります。
今回は、このような子ども歯科クリニック嫌いを克服するために、親御さんがすべき工夫について解説します。
マイナスイメージが生まれる言葉を避ける
例えば、普段子どもに歯磨きを促す際、「ちゃんと歯磨きをしないと虫歯になるよ」などと伝えるのは良いですが、「虫歯になったら歯医者さんで痛いことするよ」といったように、“歯科クリニック=痛い、怖い”というマイナスイメージが生まれる言葉は避けてください。
また、親御さんが歯科クリニックで治療や定期検診を受けたときには、「キレイにしてもらったよ」といったプラスのイメージを伝えましょう。
子どもに良いイメージを与えることで、歯科クリニック嫌いは少しずつ克服されていきます。
嘘をつかない
子どもを歯科クリニックに連れていく際、「今日は見てもらうだけ」などと、嘘をついて連れてくるケースが度々見られますが、こちらはNGです。
日本小児歯科学会でも、嘘をつくことは嫌がる原因になるため、控えるべきということがアナウンスされています。
歯科クリニックに気持ち良く通ってもらうために重要なのは、なんといっても子どもとの信頼関係です。
その信頼関係を壊してしまうと、歯科クリニック嫌いが加速することはもちろん、今後の親子関係にも支障が出る可能性があります。
治療後はたくさん褒める
歯科クリニックで治療を行った後は、できるだけ子どもをたくさん褒めてあげることを意識しましょう。
子どもは親御さんに褒められることが嬉しくなり、次回から比較的スムーズに歯科クリニックに通ってくれることが期待できます。
また、その日は目標としていた治療が最後まで終えられなかったとしても、とにかく頑張ったことを褒めてあげるのが大切です。
これまで嫌いだった歯科クリニックでの治療なので、いきなり最後まで我慢するのは難しいケースも多いですが、子どもにポジティブになってもらうためにも、このような工夫は必要です。
まとめ
ここまで、子どもの歯科クリニック嫌いを克服するために、親御さんが行うべき工夫について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
子どもだけの力で、一度苦手になった歯科クリニックを好きになるのは難しいです。
親御さんがしっかり子どもの気持ちに寄り添い、気分良く治療を受けてもらえるようにすることで、親御さんにとっても子どもにとってもプラスになります。