【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】歯槽膿漏の方における食事のデメリット|「成城まごころ堂歯科」|世田谷区砧・祖師ヶ谷大蔵駅前の歯医者

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【祖師ヶ谷大蔵の歯医者】歯槽膿漏の方における食事のデメリット

歯周病が重度にまで進行した歯槽膿漏は、今すぐにでも治療を受けなければいけない状態です。

治療を受けずにいると、誤嚥性肺炎や糖尿病などさまざまな疾患のリスクが高まります。

また歯槽膿漏のまま放置していると、食事にもさまざまな悪影響を及ぼします。

今回は、歯槽膿漏の方における食事のデメリットを解説します。

栄養不足になる

歯槽膿漏を患っている方は、食べられるものが少なくなるため、必然的に栄養不足のリスクが高まります。

特に、歯槽膿漏によって歯を失ってしまった方は、栄養不足が起こりやすいです。

歯を失うと、多くの方は入れ歯でカバーしますが、入れ歯の噛む力は天然歯と比較すると非常に弱いです。

また噛む力が弱まると、やわらかく食べやすいものばかり選ぶようになるため、結果的に栄養不足になります。

ちなみに、単純に食事量が減少することにより、体重が減ってしまうことも考えられます。

美味しさが半減する

歯槽膿漏の方は、食事における美味しさが半減します。

こちらは口内の膿や出血が原因です。

歯槽膿漏になると歯茎から膿や血が出るため、口内に苦みや鉄の味を感じるようになります。

そのため、何を食べても今までとは違うおかしな味になる可能性が高いです。

また場合によっては、口の中に何も入っていないにもかかわらず、味を感じるようになることもあります。

こういった症状は自発性異常味覚というものであり、甘いものを食べているにもかかわらず、しょっぱい味がするといった悪影響が出ます。

食事を楽しめない

歯槽膿漏になると、単純に食事を楽しめなくなります。

なぜなら、歯槽膿漏を改善させるために、食生活を抜本的に見直す必要があるからです。

歯槽膿漏の場合、歯科クリニックでの治療やブラッシングの他、緑黄色野菜や魚などが中心の食生活に変えることが望ましいです。

緑黄色野菜はビタミンAやCが豊富で、歯茎の健康を維持できますし、オメガ3脂肪酸が豊富な魚は歯槽膿漏に効く食材として有名です。

しかし、このような食生活に変えるということは、好きなように食事ができないということを意味しています。

好きなものを食べられる幸福度は非常に高いため、それができないのはデメリットです。

まとめ

歯槽膿漏になってしまった方は、歯周病予防をしていなかっただけでなく、初期段階でしっかり治療を受けなかったということになります。

また歯槽膿漏になると、食事以外にも口臭や合併症などの悪影響が出るため、口内の異変はなるべく早く対処しなければいけません。

日頃から歯科クリニックの定期検診に通っていれば、歯槽膿漏を未然に防ぐことができます。

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