【祖師ヶ谷大蔵の歯医者でインプラント】インプラントを長く使用するために心掛けたいこと
- 2024年11月8日
- 義歯
インプラントは一度埋入すればそこから10年、15年と長期間使用することができます。
また定期的にメンテナンスを受けたり、ブラッシングを徹底したりすることでさらに寿命は長くなりますが、他にも心掛けたいことがいくつかあります。
今回は、特に押さえておきたい長持ちのポイントを解説します。
技術力の高い歯科クリニックを選ぶ
そもそもインプラント治療を受ける歯科クリニックは、技術力に定評のあるところを選ぶべきです。
こちらは、インプラント治療が非常に繊細な治療であることが理由です。
人工歯根を埋める位置や角度については、ほんの数ミリ予定よりずれることで、あらゆる悪影響につながります。
例えば人工歯根が1mm天然歯に近づいてしまうと、インプラントと天然歯の間の骨が時間の経過とともに減少していきます。
すると歯が長く見えてしまい、審美性が失われます。
そのため、なるべくインプラント治療の症例数が多く、口コミも良い歯科クリニックがおすすめです。
衝撃や負荷を避ける
インプラントは主にチタンでできていますが、あくまで人工物であるため、それほど衝撃には強くありません。
そのため、転倒などによって強い衝撃与えないように注意しましょう。
またインプラントの負荷を大きくしてしまう原因には、歯ぎしりや食いしばりも挙げられます。
人間の噛む力は想像以上に強く、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは数百キロ以上の負荷がかかるとされています。
このような状態が継続すると、容易にインプラントの各部品は破損してしまいます。
歯ぎしりや食いしばりに関しては、インプラント治療を受ける前に治しておくべきです。
生活習慣を改善する
睡眠不足や偏った食事など、生活習慣が乱れている方は、免疫力が低下してインプラントの状態を悪くしてしまうことがあります。
特に注意すべきなのは、代表的な生活習慣病である糖尿病、そして骨粗しょう症です。
糖尿病は免疫力が低下するだけでなく、歯周病のリスクも高めることで知られています。
さらに骨粗しょう症は、骨の量を低下させ、人工歯根と顎の骨が結合しづらくなるというトラブルにつながりやすいです。
まとめ
インプラント治療は自由診療であり、安いところでも1本につき数十万円程度はかかります。
また外科治療を伴うため、ある程度身体には負担がかかりますし、細菌感染を起こす可能性もゼロではありません。
そのため、なるべく再治療を受けずに済むように、長持ちさせるための対策を取りましょう。
治療時の年齢によっては、一生涯使用することも夢ではありません。