【祖師ヶ谷大蔵の歯医者で虫歯予防】キシリトールは食品からも摂取できます!
- 2024年9月12日
- 虫歯予防
キシリトールは糖アルコールの一種で、自然界に存在する天然甘味料です。
虫歯菌によって溶かされた歯を修復する作用があるため、虫歯予防をするのであれば、こちらが含まれている歯磨き粉がおすすめです。
また、キシリトールは食品からも摂取できます。
今回は、キシリトールが含まれる主な食品を紹介します。
イチゴ
キシリトールが含まれる食品としては、まずイチゴが挙げられます。
イチゴはキシリトールの含有量が非常に多いことで有名で、100gあたり350mg含まれています。
そのため、間食として何粒か採り入れるだけでも、十分虫歯予防につながります。
またイチゴはキシリトールだけでなく、その他の栄養素も豊富な果物です。
特に多いのがビタミンCであり、こちらは歯周病や歯槽膿漏における歯茎からの出血を予防してくれる働きがあります。
レタス
キシリトールは果物だけでなく野菜にも多く含まれていて、中でも含有量が多いのはレタスです。
イチゴほどではありませんが、レタスにもキシリトールが含まれていて、含有量は100gあたり5mg程度です。
またレタスに含まれるβ-カロテンは、皮膚や粘膜の健康を維持し、抗酸化作用や免疫を活性化させます。
そのためレタスを定期的に摂取することで、口内環境が強くなり、虫歯菌に侵されにくくなります。
ちなみに、レタスは水分が多く癖のない野菜であるため、一度に多くの量を食べられるというメリットもあります。
ホウレンソウ
ホウレンソウも、キシリトールが配合されている野菜として知られています。
具体的には、ホウレンソウ100g(乾燥重量)あたり100mgのキシリトールが含まれているため、野菜の中ではかなり含有量が多いです。
またホウレンソウは、虫歯予防につながる栄養素が多く含まれていることでも有名です。
例えば口内粘膜の健康を維持するビタミンA、抗酸化作用のあるビタミンC、歯の材料になるカルシウムなどの栄養素です。
ちなみにビタミンCを多く摂取したいという場合は、冬に採れるホウレンソウがおすすめです。
夏に採れるものに比べ、冬採れのホウレンソウは3倍以上のビタミンCが含まれていると言われています。
まとめ
キシリトール配合の歯磨き粉を使用することで、虫歯のリスクはある程度下げられます。
しかし、虫歯予防を徹底するのであれば、ブラッシングだけでなく食生活にも気を遣わなければいけません。
そのためキシリトールだけでなく、歯や歯茎に良い効果を与える食品については、積極的に摂取しましょう。
特に野菜や果物に関しては、含まれる栄養素が多く、カロリーも低いためおすすめです。