【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】歯科クリニックの定期検診に通う意外なメリット
- 2024年11月19日
- 虫歯予防
歯科クリニックで実施される定期健診は、虫歯や歯周病の予防や早期発見、治療を行うためにも必要不可欠なものです。
3ヶ月に1回程度通うことで、上記の効果が期待できますが、実は他にも受診のメリットがあります。
今回は、定期健診に通う意外なメリットをいくつか紹介します。
治療費の節約
定期的に検診を受けている場合と、一切定期健診を受けていない場合とでは、その方の生涯において発生する治療費に大きな差が出ます。
例えば虫歯になってから歯科クリニックに通っていると、それを治療するために複数回分の治療費がかかります。
また虫歯を放置した場合、根管治療やインプラント治療などの治療費がかかることも考えられます。
一方定期検診を受けていれば、虫歯を初期段階で治すことができるため、何度も通院する必要がなく、治療費の節約につながります。
キレイな歯を維持できる
歯科クリニックの定期検診には、キレイな歯を維持できるというメリットもあります。
こちらは予防歯科の意識が高まることが理由です。
定期検診では、虫歯や歯周病の有無をチェックするだけでなく、歯のクリーニングや歯石除去などの処置も受けられます。
そのため、通院するたびにキレイな歯を手に入れることができます。
また一度口元の審美性がアップすると、人はその状態をキープしたいと考えるものです。
その結果、ブラッシングなどのセルフケアを徹底するようになり、定期検診にもより積極的に通うようになることが予想されます。
認知症のリスクを軽減できる
認知症は、脳の病気や障害などの原因で認知機能が低下し、日常生活に支障が出ている状態です。
特に有名なのはアルツハイマー型認知症で、こちらは脳の一部が縮んでいくことにより、物忘れなどが生じる病気です。
歯科クリニックの定期検診を受けていれば、こちらの発症リスクを軽減できます。
なぜなら、予防歯科を徹底して歯を残せば残すほど、認知症を発症しにくくなるからです。
逆に歯の残存本数が少ない方ほど、脳の海馬や前頭葉の容積が縮小し、認知症を発症しやすくなります。
特に残存本数が20本以下の方は、認知症のリスクが2倍になるというデータもあります。
まとめ
過去に歯科クリニックで行った治療などにトラウマがあり、なかなか通院する勇気が出ないという方は多いでしょう。
しかし定期検診を受けていれば、虫歯や歯周病のリスクは高まり、嫌悪感を伴う治療をしなければいけない可能性があります。
一方定期検診は口内の検査やクリーニング、ブラッシング指導などの項目にとどまるため、歯科クリニックが苦手な方でも安心して通院してください。