【祖師ヶ谷大蔵駅近くの歯医者】レーザー治療で改善できる意外な症状
- 2024年6月25日
- 虫歯治療
歯科クリニックで用いられるレーザー治療は、虫歯や歯周病だけでなく、口内炎の治療にも優れた効果を発揮します。
また他にもさまざまな症状を改善できるため、非常に適用範囲の広い治療法だと言えます。
今回は、歯科クリニックのレーザー治療で改善できる意外な症状をいくつか紹介します。
知覚過敏
レーザー治療は、知覚過敏を改善することが可能です。
知覚過敏は歯ブラシの毛先や冷たいもの、甘いものなどの刺激が歯に加わったとき、歯がしみる状態です。
虫歯のように慢性的な痛みが生じるものではなく、あくまで一時的に歯がしみるのが特徴です。
知覚過敏の場合、露出した象牙質にレーザーを照射すれば、象牙質に加わる刺激を象牙細管に伝わらないようにすることが可能です。
これにより、歯がしみる症状を軽減または完全になくすことが期待できます。
歯茎の黒ずみ
レーザー治療を行うことで、歯茎の黒ずみも改善できます。
歯茎が黒くなる理由はさまざまですが、代表的なものにはメラニン色素の沈着が挙げられます。
メラニン色素は、外部からの刺激に対する防御反応として生成されます。
通常は体外に排出されますが、過度な刺激を受け続けるとメラニンが過剰に生成され、排出しきれずに色素沈着の原因になります。
またメラニンの過剰な生成は紫外線やタバコ、飲食物や口呼吸、力強いブラッシングなどによって起こります。
これまで歯茎の黒ずみ除去を行う際は、薬品を歯茎の表面に塗布していましたが、レーザーを使用すればさらに効率的に改善できます。
ガミースマイル
レーザー治療は、ガミースマイルが見られる歯茎の整形に用いられることもあります。
ガミースマイルは、上顎の歯茎が目立つ状態です。
特に笑顔になったとき、通常よりも多く口元から歯茎が見えていることから、このように呼ばれています。
またガミースマイルが見られる場合、歯茎の形を整える整形治療が行われます。
具体的にはレーザーを使用し、歯茎を2~3mmの範囲で切除します。
歯茎の整形にレーザー治療を採用することで、出血を抑えながら処置できるため、よりキレイに形を整えられます。
もちろん痛みが少ないことから、患者さんの負担軽減にもつながります。
まとめ
レーザー治療は安全性が高く、痛みや出血も抑えることができる上に、虫歯や歯周病治療以外にも適用できます。
メラニン色素の除去などを行う場合、保険が適用されない可能性がありますが、それでも優れた治療法であることは確かです。
また副作用が少ないため、高齢の方や妊娠中の方、小さなお子さんにもおすすめの方法です。