【祖師ヶ谷大蔵駅近くの歯医者】レーザー治療の注意点について
- 2024年6月18日
- 虫歯治療
レーザー治療は、文字通りレーザー光線を照射することにより、治療的効果を出す方法です。
さまざまな種類のレーザーがあり、出血や痛み、不快感などを抑えながら虫歯・歯周病などを行うことができます。
しかし、レーザー治療にはいくつか注意すべき点もあります。
今回はこちらの内容について解説します。
保険適用外のケースが多い
レーザー治療は、保険が適用されないことが多いです。
そのため、治療費はある程度高くなることが考えられます。
具体的には小さな虫歯除去、歯茎を切開して行う歯周病治療の歯石除去以外、ほとんどが10割負担の自由診療になります。
治療費について気になる方は、事前にレーザー治療を受ける歯科クリニックで確認しましょう。
治療時間が長くなりやすい
レーザー治療は、通常の虫歯治療と比べて、治療時間が長くなりやすいです。
こちらは、単純に工程が多いことが主な理由です。
レーザー治療といっても、実際行うのは患部にレーザーを照射することだけではありません。
光線の照射で粘膜を蒸散させたり、切開したり、少し歯を削ったりします。
そのため、シンプルな虫歯治療よりも時間がかかりやすく、拘束時間は長くなります。
治療時間についても歯科クリニックによって差があるため、日頃忙しくなかなか時間が確保できない方などは、前もっておおよその時間を把握しておきましょう。
適用できる症状が限られる
虫歯治療にレーザーを用いる場合、適用できる症状が限られます。
具体的には、発生して間もない虫歯のみ、レーザーで取り除くことが可能です。
逆にある程度進行している虫歯の場合、ドリルで削る治療を併用することがあります。
また入口が狭い虫歯や、歯と歯の間にできた虫歯など、レーザー光が届きにくい箇所についても、先にドリルで削ることが考えられます。
もちろん、ドリルを多く使用する場合、レーザー治療の痛みや不快感が少ないというメリットは半減します。
ちなみに光過敏症の方は、基本的にレーザー治療を受けられません。
光過敏症は日光アレルギーとも呼ばれる疾患で、レーザー光を照射することにより、頭痛やめまいなどの症状が出る可能性があります。
まとめ
レーザー治療は魅力的な治療ではありますが、自由診療になるケースも多く、治療費はある程度かかってきます。
また治療時間が長いため、空いた時間にサクッと治療をしたい方などにはあまり向いていません。
さらにすべての症状に適用できるわけではないため、興味がある方はまず歯科クリニックに相談し、自身に適用できるかどうかを知るところからはじめましょう。