【祖師ヶ谷大蔵駅近くの歯医者】妊娠中に発生する歯ぎしりの原因、対処法
- 2024年5月23日
- マタニティ歯科
妊娠中は口内トラブルが発生しやすいため、セルフケアをおろそかにしないよう注意しなければいけません。
中でも歯周病や虫歯、口内炎などは発症しやすいです。
またその他の症状としては、歯ぎしりが発生することもあります。
今回は、妊娠中に発生する歯ぎしりの原因や対処法について解説します。
妊娠中に発生する歯ぎしりの原因
妊娠中に歯ぎしりが発生する主な原因はストレスです。
人は大きなストレスを感じると、就寝中に歯ぎしりや食いしばりをしやすくなります。
妊娠中は、体調の悪化や環境の変化などによるストレスから、歯ぎしりや食いしばりが出やすくなる傾向にあります。
特に初めての出産ではない方は、上の子どもを育てながら妊娠期を過ごすため、身体の負担が大きくなってストレスも溜まりやすくなります。
妊娠中の歯ぎしりを放置するデメリット
朝起きたときに顎が痛いなど、自覚症状があるにもかかわらず妊娠中の歯ぎしりを放置すると、激しく歯が痛むことがあります。
また、顎の負担が大きくなることから、顎関節症のリスクも高まります。
さらに慢性的に歯ぎしりをしている方は、どんどん歯が摩耗していき、さらに激しい歯ぎしりや食いしばりが起こりやすい噛み合わせになることも考えられます。
ちなみに、赤ちゃんが生まれた後は、育児に追われて歯ぎしりの治療どころではなくなってしまう可能性が高いです。
そのため、妊娠中に対処し、ある程度症状を改善させておくことが大切です。
妊娠中の歯ぎしりにおける対処法
虫歯治療などとは違い、歯ぎしりの治療は妊娠中でも問題なく受けられる可能性が高いです。
妊娠中の歯ぎしりの治療として一般的なのは、ナイトガードの装着です。
ナイトガードは、就寝中にのみ装着するマウスピース型の装置であり、就寝中上下の歯が直接当たることを防止します。
そのため、もし歯ぎしりがあったとしても、歯へのダメージはほとんどありません。
また、歯科クリニックのナイトガードでは、形状を工夫して歯ぎしりによる不快な音を軽減させることもできます。
つまり、妊婦さんと一緒に寝ている家族への影響も減らせるということです。
まとめ
妊娠中は、とにかく妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんの健康を最優先にしなければいけません。
そのため、歯ぎしりなどのトラブルが生じたときは、できる限り早めに対処することをおすすめします。
また、歯ぎしりの場合は自覚症状がないケースもあります。
治療が遅れないようにするためにも、異常があればすぐに知らせてもらえるよう、家族などにも協力を仰ぐことをおすすめします。