【祖師谷大蔵の歯医者】総入れ歯の方が意識したい噛み方のコツ|「成城まごころ堂歯科」|世田谷区砧・祖師ヶ谷大蔵駅前の歯医者

〒157-0073 東京都世田谷区砧8-11-9 成城クリニックモール1階

03-5727-8125

【祖師谷大蔵の歯医者】総入れ歯の方が意識したい噛み方のコツ

総入れ歯を装着することになった方は、これまでとは違う日常生活を送ることになります。

特に変わってくるのが食事であり、初めて総入れ歯を使用する方は、咀嚼時の違和感に苦戦することが予想されます。

今回は、総入れ歯の方が意識したい噛み方のコツをいくつか解説したいと思います。

まずはやわらかいものから食べるべき

総入れ歯の方は、噛み方について意識する前に、まずやわらかいものから食べるようにし、総入れ歯の感覚に慣れましょう。

やわらかいものばかり食べることは、認知症を招くおそれがあるため、決して良いことではありませんが、まず感覚に慣れないことには、なかなか異物感は消えません。

異物感が消えなければ、何を食べても美味しく感じなかったり、食欲が著しく減退してしまったりすることも考えられます。

そのため、最初はうどんや豆腐、バナナといったやわらかいものを積極的に摂るようにしてください。

前歯で噛み、奥歯でつぶすことを意識する

総入れ歯の方が意識したい噛み方のコツとしては、前歯で噛み、奥歯でつぶすということが挙げられます。

こちらは、天然歯にも同じことが言えますが、自由に食べ物を噛むことができる方は、このような咀嚼の基本を疎かにしがちです。

また、総入れ歯の場合、特にこちらをしっかりと守らなければ、入れ歯が外れやすくなってしまいます。

なぜなら、前歯だけで噛んでしまうと、奥歯が浮き上がり、シーソーのような状態になってしまうからです。

実際にやってみると、最初は前歯で噛み切ることも、奥歯でつぶすことも難しく感じますが、継続していれば少しずつ慣れてきます。

左右両側の歯で噛むこともポイント

総入れ歯の方における噛み方のコツとしては、左右両側の歯で噛むことも挙げられます。

総入れ歯は、インプラントのようにしっかりとした支えがあるわけではないため、片側だけで噛んだ場合、入れ歯がずれて食事がしにくくなるおそれがあります。

これまで、天然歯で長い間食事をしてきた方の中には、無意識のうちに片噛み癖がついてしまい、どうしても左右いずれかの歯で噛んでしまうという方もいるかもしれませんが、こちらも少しずつ矯正していく必要があります。

まとめ

ここまで、総入れ歯の方が意識すべき噛み方のコツについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

総入れ歯は、ほぼすべての歯を失った方にとって非常に便利なものですが、工夫をしなければ天然歯と同じような生活を送るのは難しいです。

特に、食事ではその不便さや違和感を覚えることが多いため、なるべく早く適応できるようにしましょう。

TOPへ