【祖師谷大蔵駅近くの歯医者】マタニティ歯科を受診するメリット
- 2024年5月2日
- マタニティ歯科
マタニティ歯科は、妊娠中のお母さん、お腹にいる赤ちゃんの両方を対象にした歯科治療です。
近年は妊娠中に行う身体のケア、メンテナンスの一環として、こちらの治療を選択する方も増えています。
今回は、マタニティ歯科を受診することの主なメリットについて解説します。
これから生まれてくる赤ちゃんを守れる
マタニティ歯科を受けることで、これから生まれてくる赤ちゃんを守ることができます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、口内に虫歯菌を一切保有していません。
お母さんや周囲の方の唾液などを介し、少しずつ虫歯菌の数が増えていきます。
特に、生後~2歳7ヶ月頃までは、感染予防を徹底しなければいけません。
2歳7ヶ月までの間は、乳歯が生え揃うまでの大事な時期だからです。
また、このような場合にマタニティ歯科を受診すれば、赤ちゃんの口内環境を清潔に保つことができます。
お母さんの口内環境をキレイにできる
マタニティ歯科を受診すれば、当然妊娠中のお母さんの口内環境もキレイにできます。
具体的には、虫歯や歯肉炎、口内炎などを防止することが可能です。
妊娠中は悪阻(つわり)が出たり、食べ物の好みが変わったりして、口内が酸性に傾きやすくなります。
食事の回数が増えたり、不規則になったりすることも多く、これらはすべて虫歯の原因になります。
また吐き気などでブラッシングがしにくいことや、免疫力が下がることから、歯周病や口内炎のリスクも高まります。
マタニティ歯科では、お母さんの身体を最優先にしながらも、これらを予防するための治療を受けられます。
安全な出産を実現できる
マタニティ歯科の受診には、安全な出産を実現できるというメリットもあります。
なぜなら、歯肉炎や歯周病を予防できるからです。
歯肉炎や歯周病を発症すると、プロスタグランジンという成分が分泌されます。
プロスタグランジンは、痛みや炎症に関与する物質であり、出産にも悪影響を与えます。
具体的には、早産や低体重児出産などのリスクが高まります。
マタニティ歯科の中には、当然歯肉炎や歯周病の治療も含まれています。
そのため、受診することで出産のトラブルを回避しやすくなります。
まとめ
出産を控えているお母さんは、誰もが健康な赤ちゃんの誕生を望んでいます。
しかし、妊娠中は口内環境が悪化しやすく、その影響はお母さんだけにとどまりません。
胎児に影響が及ぶと大きな後悔をすることにもつながりかねないため、事前に歯科クリニックに相談し、可能な範囲で治療を受けることが大切です。
マタニティ歯科は、妊娠中でも気兼ねなく受けられます。