【祖師ヶ谷大蔵で虫歯治療】虫歯のセルフ対策
- 2023年2月10日
- 虫歯予防
虫歯になるのを避けるには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けるのがおすすめです。
しかし、メンテナンスは数カ月に1回のペースで受けるのが一般的なので、それまでの間は自分で対策をする必要があります。
虫歯のセルフ対策について、解説します。
自分の体の虫歯対策
虫歯の対策として有効なのが、元々備わっている虫歯予防の働きを強めることです。
人間には、元々虫歯への対策が備わっています。
その対策となるのが、唾液です。
唾液は食べたものの消化を助ける働きがあり、唾液が正常に分泌されていると胃腸の負担を減らすことができます。
それ以外にも、歯が溶けた際にその成分を補って、脱灰してしまった歯の再石灰化を促進して修復する働きがあるのです。
殺菌作用もあるため、唾液によって虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを抑制することもできます。
極端に口の中が乾燥していると殺菌作用が弱くなるため、適度に水分を取るようにしましょう。
また、そもそも歯が溶けにくくなるよう、酸性に偏りそうなときはそれを中和して、中性に保つのも唾液の働きです。
歯の表面を覆っているエナメル質も、唾液によって硬くなり虫歯になりにくくしてくれます。
セルフケアによる対策
唾液には虫歯を防ぐ働きがありますが、それだけでいいなら、そもそも虫歯になる人は少ないはずです。
それ以外に、セルフケアによる虫歯対策も行わなければ十分とは言えません。
セルフケアによる虫歯対策で重要なのが、フッ素です。
歯科医院で歯に塗布されることもありますが、日常からフッ素入りの歯磨き粉を使用していると、自分でフッ素を歯に付けることができます。
フッ素は洗口液にも含まれているため、洗口液の使用も有効です。
歯にフッ素を十分残すためには、普通の歯磨き粉でしっかりと磨いた後に、歯磨き粉や洗口液に含まれるフッ素を歯に付着させるためにも、軽く口をゆすいで終わりましょう。
それ以外では、歯ブラシの時に歯垢をなるべく落とすよう意識して磨きましょう。
歯垢は、歯の隙間や奥歯、歯周ポケットなどに残ることが多いので、隙間や歯茎と歯の間などを掻き出すように磨くと効果的です。
また、砂糖やでんぷんなどの糖質はミュータンス菌のエサになるため、食べたり飲んだりした後になるべく早く歯磨きをすると、ミュータンス菌の増殖を防ぐことができます。
ミュータンス菌は、ほとんどの人が大人になるまでの間に感染してしまう細菌です。
一度感染すると根絶するのが難しいため、いるものとして扱い、活発な活動をさせないように注意する必要があります。
まとめ
一度虫歯になると、治療するには長い時間がかかり、その分治療費もかかります。
虫歯になって歯に穴が空いてしまうと、元に戻りません。
歯の寿命も短くなるので、長く歯を使い続けたいのであれば、そもそも虫歯にならないよう、セルフで対策をしていく必要があります。
ただし、セルフケアだけでは十分な対策ができないので、定期的に歯科医院で検診を受け、メンテナンスしてもらうことをおすすめします。