虫歯治療は、定期的に歯科クリニックで検診を受け、初期虫歯が見つかった段階で受けるのが望ましいです。
なぜなら、初期虫歯であればブラッシングの改善や経過観察により、すぐに完治する可能性があるからです。
今回は、虫歯治療の間違ったタイミングについて解説します。
虫歯の痛みが強くなったタイミング
歯科クリニックを訪れる方の多くは、虫歯の痛みが強くなったことに耐えられず、このタイミングで治療を検討する方が多いです。
しかし、痛みが強くなったタイミングで治療を受けるのはNGです。
痛みがあるということは、すでにある程度虫歯が進行しているということを意味しています。
また進行している虫歯は、初期虫歯と違って経過観察では完治せず、必ず歯を削らなければいけません。
さらに重度の虫歯の場合、根管治療という歯の内部の組織を清掃する治療が必要になるため、費用や身体の負担を抑えるためにも、痛みが出る前に治療を受けるべきです。
引っ越す前のタイミング
これから引っ越しを行う方が虫歯治療を受けるという場合、タイミングとしては決して良いとは言えません。
なぜなら、引っ越し前に治療を受けてしまうと、中断する可能性が高くなるからです。
すぐ近所に引っ越す場合であれば問題ありませんが、遠方に引っ越す場合、これまで通っていた歯科クリニックへの通院が困難になることが考えられます。
このようなケースでは、転院の手続きをしたり、通院のスケジュールがなかなか確保できなかったりして、治療が中断しがちです。
当初のスケジュール通り虫歯治療を行わないと、治療期間は当然長引きますし、一度行った治療がやり直しになることもあります。
旅行後のタイミング
虫歯の症状がある方が旅行をする場合、必ず旅行後ではなく旅行前に治療を受けましょう。
虫歯が完治していない状態で旅行をする場合、飛行機に乗ったときの気圧差により、虫歯の痛みが強くなるおそれがあります。
また海外旅行の場合、現地で痛みが強くなって歯科クリニックを受診したくても、費用が高額で治療を受けられないことが考えられます。
さらに旅行中は食事を摂ったりお酒を飲んだりする機会も多いため、虫歯があると心から楽しめません。
まとめ
虫歯=痛くなったら治療するという考えを持つ方は、一度考えを改めましょう。
痛みがなくても、早期治療することよって患者さんの負担は最低限に抑えられます。
また引っ越しや旅行など、今後のスケジュールに合わせて適切なタイミングで虫歯治療を受けるのも重要です。
もちろん、日頃からセルフケアを行い、そもそも虫歯を発生させないことも大切です。