虫歯を発症している方は、日常生活にさまざまな支障が出るようになります。
特に症状がひどい方は頭が回らなくなり、仕事や家事でミスを連発したり、自己嫌悪に陥ってしまったりすることがあります。
今回は、虫歯によって頭が回らなくなる主な理由について解説します。
痛みが気になる
虫歯の代表的な症状と言えば、やはり患部の痛みです。
このときの痛みは、虫歯が進行しているほど強くなります。
また重度の場合、何もしていなくても常に痛みを感じるため、それが気になってなかなかか頭が回りません。
さらに日常生活では、集中しているときや力を入れるときなど、何かと歯を噛みしめる機会も多いです。
虫歯を発症している場合、当然噛み締めたときに強い痛みが走るため、大きな障害となります。
ちなみに虫歯の痛みによって食事の咀嚼量が減ると、脳への刺激が弱くなって頭が回らなくなることもあります。
頭痛が生じる
虫歯を放置すると、頭痛が生じて頭が回らなくことも考えられます。
虫歯を治療せずそのままにしている方は、虫歯でない方の歯でばかり噛む癖がついてしまいます。
その結果、顎の使い方が不自然になって筋肉に負担がかかり、凝りが後頭部を締め付けて頭痛を発生させます。
また虫歯が進行し、歯髄から副鼻腔に虫歯菌が侵入すると、歯性上顎洞炎という疾患を引き起こします。
歯性上顎洞炎は頭痛や頬の痛み、勢いのある鼻水などの症状が出るもので、これらの症状が気になるとなかなか頭が回りません。
栄養不足になる
歯列のさまざまなところに複数本虫歯がある方は、虫歯がある方の歯を避けて食事を摂るということも難しくなります。
咀嚼に制限が出ると、必然的に摂取できる食材も限定され、栄養不足に陥りやすいです。
また栄養不足は、ブレインフォグという症状につながることがあります。
ブレインフォグは、頭がぼんやりして集中できなかったり、考えがまとまらなかったりする症状です。
脳(ブレイン)に霧(フォグ)がかかったように、思考力や集中力が低下することからこう呼ばれています。
特に良質なタンパク質や脂質、ビタミンやミネラルが不足すると、脳の神経細胞やエネルギー代謝などに悪影響を及ぼす可能性が高いです。
まとめ
虫歯を発症していても、「痛みさえ我慢できれば良い」と考えている方は少なくないでしょう。
しかし実際は痛みだけでなく、頭が回らなくなるなどの弊害が出ることも考えられます。
また虫歯は感染症の一種であり、全身疾患を引き起こすリスクもあるものです。
そのため、少しでも歯の異常を感じたのであれば、早急に相談や治療に移る必要があります。