【祖師ヶ谷大蔵の歯医者でインプラント】インプラント治療で外科治療を避けることはできる?

インプラント治療を受けるにあたっては、外科治療を行うことになります。
外科治療は、主にメスなどの器具を用いて身体の一部を切開する処置です。
インプラント治療を受けたいものの、こちらの治療に恐怖心を抱いているという方もいうでしょう。
では、インプラント治療で外科治療を避けることはできるのでしょうか?

目次

インプラント治療で外科治療を避けることは可能?

結論からいうと、インプラント治療で外科治療を避けることはできません。
なぜなら、人工歯根を直接顎の骨に埋め込む必要があるからです。

詰め物や被せ物の場合、天然歯の一部を削ってそこに補綴物を装着するため、歯茎の切開などは不要です。
一方顎の骨に直接歯根を埋め込み、その上に上部構造を被せるインプラント治療では、人工歯根の埋入時にどうしても歯茎を切り開かなければいけません。

さらに顎の骨の量がインプラントを支えるのに十分でない場合、顎の骨を増やす骨造成手術という別の外科治療も必要になります。

外科治療に伴う制限も多い

インプラント治療は原則外科治療が必要であるため、治療後の制限も多いです。

例えば、術後2~3日は激しい運動を控えなければいけません。
こちらは血流を促進し、治療箇所からの出血が止まりにくくなったり、痛みや腫れの原因になったりするからです。

また食事は治療当日からやわらかいものを中心にしなければいけませんし、術後当日はお風呂に浸かることもできません。

さらに、ブラッシングは治療箇所を傷つけないよう、いつも以上に丁寧に行う必要があります。

インプラント治療の外科治療を避けたい場合はどうする?

インプラント治療における外科治療や、それに伴う治療後の制限を避けるには、別の治療法を選択するしかありません。
具体的には、入れ歯やブリッジといった方法です。

部分入れ歯や総入れ歯の場合、患者さんの歯の型取りを行い、失った歯をカバーするための入れ歯を作製します。
そのため、外科治療を受ける必要はありません。

またブリッジについては、隣接する歯を支台とし、失った歯を埋める治療です。
こちらも外科治療は行いませんが、失った歯の両隣の健康な歯を削る必要があります。

まとめ

インプラント治療と外科治療は、セットで考えておかなければいけません。
人工歯根は、詰め物や被せ物のように接着させるものではなく、あくまで顎の骨に埋め込むものであるからです。
また外科治療を避けたいのであれば、入れ歯やブリッジなど他の治療を選択する必要がありますが、外科治療の有無だけで選択するのは賢明とは言えません。

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