【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】適度な水分補給が口内環境に与える意外なメリット

適度に水分を摂ることは、口内の乾燥を防いで唾液の分泌を促したり、口内の食べカスやプラークを洗い流したりしてくれる効果があります。
またその他にも、口内環境を良くするにあたってのメリットを発揮してくれます。
今回は、適度な水分補給が口内環境に与える意外なメリットを中心に解説します。

目次

歯周組織の健康維持

適度な水分補給は、実は歯周組織の健康維持につながります。

歯周病は、歯茎の炎症や歯槽骨の破壊などを引き起こす疾患です。
放置していると、歯をすべて失うなど口内に重大な問題を生じさせます。

このとき、適度に水分を摂取することで、歯周組織の血行が促進され、炎症の軽減や組織の修復がサポートされることがあります。

そのため、食事中はもちろん、食前も意識して水分を摂取するべきです。

ストレスの軽減

適度な水分補給には、ストレスを軽減させる効果もあります。

水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンには、鎮静作用があるとされています。
そのため、ストレスを感じたときに水をゆっくり飲むと、リラックス効果が得られます。

特にカルシウムには、イライラしているときに優位になりやすい交感神経の働きを抑える作用があります。
交感神経の働きを抑え、自律神経のバランスが整うと、頭痛予防や動悸の改善につながります。

またストレスが軽減されると、体内の免疫力が低下し、虫歯や歯周病などの感染症に対する抵抗力が高まります。
さらに、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまい、歯や歯茎に負担をかける心配も少なくなります。

正しい水分補給の方法

口内環境を整えるために水分補給を行う場合、1日に何度も水を飲むことが大切です。
具体的には食事中や食前、運動後や就寝前にも摂取しましょう。

また目安の量としては、1日に少なくとも1.5~2.5リットルは摂取することが推奨されます。

ちなみにここでいう水分補給とは、基本的には水のことを指しています。
糖分の多い飲み物は、口内で細菌が増殖する原因となるため、避けなければいけません。

もし水以外の飲み物を飲みたいのであれば、お茶で代用しましょう。

まとめ

水分補給について、特に意識をしていないという方は意外と多いです。
またそのような方は、食事のときに少量水分を摂取する程度であり、1日の摂取量がかなり少なくなっているケースもよく見られます。
これからの暑い季節、体調を維持するためには水分補給が必須ですし、虫歯や歯周病などから口内を守るためにも、意識して水分を摂るようにしてください。
もちろん、炭酸飲料やジュースをがぶがぶ飲むのはNGです。

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