ホワイトニング直後は、歯が元の色に戻るのを防ぐために、色の濃い食事を避ける必要があります。
また色の濃い食事にはさまざまなものがありますが、卵については食べ方よって色戻りのリスクが変わってきます。
今回は、ホワイトニング後に食べない方が良い卵料理と、その理由を中心に解説します。
卵かけご飯
料理と言えるのかどうかは少し微妙なところですが、ホワイトニング直後は卵かけご飯を摂取しない方が良いです。
なぜなら、黄身を生のまま食べることになるからです。
卵の黄身部分は色素が強いため、ホワイトニング直後の敏感な歯に触れると着色のリスクが高まります。
また生の状態の黄身はドロッとしていて、歯にまとわりつくように付着します。
そのため、しっかりブラッシングをしなければ、せっかく白くなった歯がまた黄ばんでしまうことにつながります。
オムライス
ホワイトニング直後に避けるべき卵料理としては、オムライスも挙げられます。
特に、卵が半熟でトロトロのオムライスは注意すべきです。
たとえ黄身と白身が混ざった状態であっても、半熟の状態だと歯に付着して色戻りのリスクは高まります。
またオムライスにおけるもう一つの問題は、ケチャップが多く使用されているという点です。
オムライスの中身は一般的にケチャップライスであり、食べるときには卵の上にもケチャップをかけます。
ケチャップは色が濃く、粘着性も高い調味料であるため、ホワイトニング直後に摂取するものとしては適していません。
ちなみにビーフシチューオムライスなど、ケチャップを使用しないものについても、色が濃く着色のリスクは高いです。
着色のリスクが少ない卵料理は?
逆に着色のリスクが少ない卵料理としては、ゆで卵やスクランブルエッグなどが挙げられます。
ゆで卵は、しっかり黄身が固まったものであれば、ホワイトニング直後でも比較的安心して食べられます。
ただし、ゆで卵を潰してマヨネーズと和えた卵サンドやタルタルソースなどについては、敏感な歯に付着しやすくなります。
スクランブルエッグについては、白身を多めにし、味も薄味にすれば問題なく食べられます。
まとめ
ホワイトニング直後の食事には、細心の注意を払わなければいけません。
食材だけでなく、調味料や飲み物の摂取にまで気を遣うことで、初めて白い歯は維持されます。
また卵料理のように、調理の仕方によって着色のリスクが高まったり下がったりするものもあります。
ホワイトニングから1日以上経過するまでは、基本的に着色しにくい調理法を選ぶべきだと言えます。