歯科クリニックが取り扱うホワイトニングは、通院して行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニングの大きく2種類に分かれます。
歯を白くしたい方の多くはこれらの施術を検討しますが、施術開始後には面倒臭さを感じてしまうことがあります。
今回は、ホワイトニングが面倒になる主な理由を解説します。
オフィスホワイトニングが面倒に感じてしまう理由
オフィスホワイトニングは、冒頭でも触れたように通院する必要があります。
歯科クリニックに何度も通わなければいけないため、忙しい方にとってはスケジュール調整が負担になりやすいです。
またオフィスホワイトニングで使用される薬剤は、ホームホワイトニングのものと比べて濃度が高いです。
そのため、歯がしみたり痛みを感じたりすることがあり、こちらの負担を面倒だと感じることもあります。
ホームホワイトニングが面倒に感じてしまう理由
ホームホワイトニングは通院の必要がありませんが、施術はすべて患者さん自身が行わなければいけません。
具体的には1日に数時間、毎日または数日おきにマウスピースを装着しなければいけないため、こちらの作業を面倒に感じることがあります。
またホームホワイトニングは薬剤の濃度が比較的低いため、効果を実感できるまでに2週間以上かかることが考えられます。
つまり最初は特に手ごたえがないまま施術を行わなければいけないため、モチベーションが上がらず面倒に感じやすいということです。
ホワイトニング全般が面倒に感じてしまう理由
ホワイトニングは種類に関係なく、永久的に効果を持続させられるものではありません。
そのため、一度歯が白くなったとしても、白さを維持するには定期的なメンテナンスや、再度のホワイトニングが必要です。
こちらを面倒に感じる方は非常に多いです。
また詰め物や被せ物、神経のない歯やテトラサイクリンによって変色した歯などは、ホワイトニングで白くすることができません。
事前にこういった歯があるかどうか確認したり、処置を行ったりすることに対し、面倒臭さを感じてしまうこともあります。
まとめ
これからホワイトニングを受けようと考えている方は、ある程度自己管理が必要なことを肝に銘じておきましょう。
特にホームホワイトニングについては、自宅で簡単に施術ができると考えている方が多いですが、実際はきちんとルールを守って施術を進めて行かなければいけません。
もちろん、施術の条件を満たしていない方は、施術を受けられるまでの処置の時点で面倒に感じる場合もあります。

