虫歯治療は、当然虫歯を治すことを目的に行われるものです。
そのため、治療後は当然口内環境の変化を実感しやすいですが、場合によっては治療後に痩せたと感じることもあります。
これは人に指摘されて気付くことも考えられます。
今回は、虫歯治療に伴い、痩せたと感じる主な理由について解説します。
顔立ちの変化
虫歯治療を受けた後は、痛みや噛み合わせの変化により、顎の筋肉の使い方にも変化が生まれることがあります。
これにより、筋肉が痩せてエラがすっきりし、小顔に見えることがあります。
また抜歯を伴う虫歯治療を行った場合、歯を支えていた顎の骨がわずかに痩せることがあります。
特にエラに近い下の歯を抜くと、フェイスラインに影響が出ることがあります。
ちなみに抜歯による小顔効果は、虫歯治療だけでなく、親知らずを抜歯したときにも現れることが考えられます。
食生活の変化
虫歯治療を受けたことにより、以前よりも噛み合わせが良くなると、しっかり噛めるようになります。
このように咀嚼回数が増えることで満腹中枢が刺激され、食事量が自然と減って体重が落ちることがあります。
また虫歯治療後は、治療後の清潔な口内状況をキープしたいという意識が高まりやすいです。
そのため、ダラダラ食べや間食など、太る原因になる習慣を控えやすい傾向にあります。
さらに治療中の痛みや違和感により、一時的にやわらかいものや質素な食事を選ぶようになると、摂取カロリーが減少して痩せることが考えられます。
虫歯治療後に太るケースもある
虫歯治療後には、逆に太ってしまうケースもあります。
例えば痛みで食事が十分に摂れなかった時期から解放されると、反動で食べる量が増えることが考えられます。
またしっかり噛めるようになることで消化・吸収がスムーズになり、全身の栄養状態が改善して体重が増えることもあります。
さらに抜歯などの外科的治療や重度の炎症の後は、顔が大きく腫れることがあります。
こちらは一時的なむくみや炎症であり、脂肪による体重増加とは異なります。
ちなみに虫歯治療を受けても歯周病が進行している場合、体内の炎症物質が脂肪の燃焼を妨げ、太りやすい体質を招くという研究データもあります。
まとめ
虫歯治療を受けた後は、当然虫歯の痛みから解放されますが、同時に痩身効果を得られることもあります。
つまり普段から「痩せたい」という気持ちを持っている方にとって、虫歯治療は一石二鳥の治療ということです。
ただし、痛みがなくなったことで食事量が増えるなど、逆に太ってしまうリスクもあります。
もちろん食事量の増加は虫歯や歯周病のリスクを高めるため、注意してください。

