ホワイトニングと言えば、歯科クリニックが取り扱うオフィスホワイトニングやホームホワイトニングを指すのが一般的です。
しかし、中には費用を節約するために、自宅でホワイトニングを行おうとする方がいます。
例えばお酢と塩を使用する方法がありますが、今回はこちらのホワイトニングの危険性を中心に解説します。
お酢と塩を使用したホワイトニングのデメリット
お酢や塩を歯に塗布する方法は、ホワイトニングの民間療法として存在しますが、決しておすすめできるものではありません。
まずお酢に関しては非常に酸性が強く、歯の表面を保護しているエナメル質を溶かしたり弱めたりする原因になります。
エナメル質が薄くなると、歯の内部の象牙質という黄色い層が透けて見え、かえって歯が黄ばんで見えてしまいます。
また塩の結晶は非常に硬く、歯に塗布した場合は粗い研磨剤として作用します。
歯を強く擦るとエナメル質に細かなキズが付き、その傷に汚れや色素が入り込みやすくなるため、長期的には着色が加速します。
歯科クリニックのホワイトニングとの違い
歯科クリニックで行われるホワイトニングでは、過酸化水素などの成分が含まれた薬剤を使用し、歯の内部の色素を分解します。
こちらはいわば漂白効果のことを指していますが、お酢や塩にはこのような漂白効果が存在しません。
つまり、根本から歯を白くする方法ではないということです。
また歯科クリニックでの施術では、エナメル質のダメージを抑えるよう調整されていますが、自己流のお酢や塩による方法は、制御不能なダメージを歯に与える可能性があります。
歯科クリニックでの施術後もお酢には注意
お酢に関しては、こちらを使用したホワイトニングだけでなく、歯科クリニックでホワイトニングを受けた後の摂取についても注意すべきです。
お酢を含む酸性の食品は歯に負担をかけ、敏感になっているホワイトニング直後の歯の痛みや再着色を招く可能性があります。
そのため、オフィスホワイトニングの場合は最低でも施術後24時間程度、ホームホワイトニングでも施術後2時間ほどは摂取を避けましょう。
まとめ
お酢と塩を使用したホワイトニングにより、確かに以前より歯が白くなったように見えるかもしれません。
しかしこちらの効果は歯科クリニックのホワイトニングとは異なりますし、白さと引き換えに失うものが大きすぎます。
そのため、費用を節約したり通院の手間を減らしたりしたい場合でも、歯を白くするのであれば必ず歯科クリニックで安全なホワイトニングを受けましょう。

