【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】虫歯予防の観点から見たつまみ食いのデメリット

普段料理をしているときなどに、ついついつまみ食いをしてしまうという方は多いでしょう。
しかし、つまみ食いは虫歯予防の観点から、あまり習慣化するべきではないものです。
また、虫歯に関すること以外のデメリットもあります。
今回は、これらの点について解説します。

目次

口内の酸性時間が長くなる

つまみ食いをしていると、口内が酸性に傾く時間が長くなります。
このような時間が続くと、歯のエナメル質が溶け出して虫歯を発症しやすくなります。

本来口内が酸性に傾くのは、食事をしている時間だけです。
一方、例えば料理をしながらつまみ食いをしている場合、料理をしている時間も口内は酸性になってしまいます。
そのため、必然的に虫歯のリスクは高まります。

仕組みとしては、テレビなどを見ながらダラダラと食事を摂るダラダラ食べとほとんど同じです。
虫歯を防ぐには、甘いものなどをなるべく避けるだけでなく、無駄に長く食事を摂るのも控えなければいけません。

栄養バランスが悪化する

つまみ食いは、栄養バランスが悪化することにもつながりかねません。
こちらは、特定のものばかりつまみ食いした場合に言えることです。

虫歯を予防するにはカルシウムやビタミン類、フッ素などの栄養素をバランス良く摂取しなければいけません。
しかしつまみ食いをしていると、同じ栄養素ばかり摂取してしまい、虫歯の予防効果が下がります。

また食事の前につまみ食いをすると、お腹が膨れてしまい、いざ食事が始まってもあまり食べられない可能性があります。
こちらも、栄養バランスが乱れ、虫歯を発症しやすくなる原因の一つです。

つまみ食いの虫歯に関すること以外のデメリット

つまみ食いをしていると、しっかり食事の時間だけ食べる場合に比べて、摂取カロリーが多くなりやすいです。
つまり太りやすくなるということです。

もちろん単純にマナーとして良くありませんし、料理中にお酒を飲みながらつまみ食いをする方は、キッチンドランカーのリスクもあります。

キッチンドランカーは、料理中にお酒を飲むことで飲酒へのコントロールが困難になり、アルコール依存症へとつながる状態です。

まとめ

つまみ食いをすることに対し、それほど悪い意識を持っていない方は多いかと思います。
しかし実際は虫歯のリスクを高める可能性がありますし、肥満やキッチンドランカーなどにもつながる可能性があるため、なるべく控えるべきです。
もし食事中の味見など、どうしても食べ物を口にする機会が多いという場合は、適宜水を飲むなどしてなるべく口内を清潔にするように心掛けてください。

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