【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】夏野菜が虫歯予防におすすめの理由

5月も中旬に差し掛かり、日中は少しずつ暑さを感じる日も増えてきました。
またこれから本格的な夏がやってきますが、夏を代表する食べ物に夏野菜が挙げられます。
これらには、虫歯予防に効果を発揮するものがいくつもあります。
今回は、夏野菜が虫歯予防におすすめの理由について解説します。

目次

カルシウムが豊富なものが多い

夏野菜が虫歯予防におすすめなのは、カルシウムが豊富なものが多いからです。

カルシウムは、歯や骨を強くするために必要不可欠なものであり、虫歯予防を行うのであれば必ず摂取しなければいけません。
また夏野菜の中には、小松菜やオクラ、モロヘイヤなどカルシウムが豊富なものが多いです。

鮭やイワシなどに多く含まれるビタミンDとあわせて摂取すれば、さらにカルシウムの吸収効率は上がります。

ちなみに、カルシウムは単純に歯を強くするだけでなく、再石灰化を促して修復を助ける効果もあります。

ビタミンCが豊富なものが多い

ビタミンCが豊富なものが多いことも、夏野菜が虫歯予防におすすめの理由です。

ビタミンCは、歯茎を健康にするために必要な栄養素であり、象牙質の生成にも役立ちます。
象牙質は、歯の内部を構成する層であり、虫歯の原因となる酸に対して抵抗力を持たせるものです。

またビタミンCには、唾液の分泌を促進する効果も期待できます。
唾液は口腔内の自浄作用を担い、酸を中和して歯の表面を修復する働きがあります。

さらに、虫歯菌が発生させる活性酸素を中和し、菌の繁殖を抑えることもビタミンCの作用の一つです。

生で食べられるものが多い

夏野菜には、生で食べられるものも多く、手軽に虫歯予防ができるというメリットもあります。

夏野菜を使用した料理と言えば、カボチャやナスなどがふんだんに使用された夏野菜のカレーが挙げられます。
しかし、普段料理をしない方は、カレーを作るのが面倒に感じることもあります。

その点夏野菜の中にはキュウリやトマト、ピーマンなどそのまま食べられるものが多く、料理が面倒な方でも手間をかけずに摂取できます。

ちなみに生野菜は歯応えがあり、よく噛んで食べなければいけないため、必然的に唾液の分泌量も増加します。

まとめ

夏野菜は、手軽に十分な虫歯予防効果が得られる食べ物として、これからのシーズン重宝すべきものです。
また夏野菜には、夏バテ予防や熱中症予防、肌の紫外線対策やむくみ解消など、他にもさまざまなメリットがあります。
野菜嫌いの方にとって生で食べるのは苦痛かもしれませんが、油と相性が良いものも多いため、苦手な場合は炒め物などで摂取してください。

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