明らかに虫歯と分かる痛みが発生しているにもかかわらず、仕事が忙しいことからなかなか通院できないという方は多いです。
このような方は、非常に辛い思いをしながら、仕事による精神的・身体的ストレスも伴います。
では虫歯があるのに会社を休めない場合は、どうするのが適切なのでしょうか?
市販薬と応急処置でしのぐ
仕事中に激痛が走った場合、まずは市販の鎮痛剤を活用しましょう。
“ロキソニンS”や“バファリン”などの鎮痛成分は、一時的に神経の興奮を抑え、痛みを和らげる効果があります。
また虫歯の穴に直接塗る局所麻酔成分を含む薬も、即効性が期待できるためオフィスに常備しておくと安心です。
またあわせて行いたいのが、患部の冷却と清掃です。
頬の外側から冷却シートや濡れタオルで冷やすことで、血流を抑えて拍動性の痛みを緩和できます。
さらに食べカスが詰まって神経を圧迫しているケースも多いため、ぬるま湯で優しくうがいをし、詰まりを取り除いてください。
ただし直接氷を口に含んだり、患部を指で触ったりするのは刺激が強すぎて逆効果になるため厳禁です。
夜間・休日診療や通勤圏内の歯科クリニックを探す
会社を休めない場合でも、診療時間の長い歯科クリニックを賢く選べば治療は可能です。
最近では、仕事終わりのビジネスマン向けに20時〜21時まで診療している夜間診療対応の歯科や、土日・祝日に開院している歯科が増えています。
特に都市部の駅ビルや商業施設内にあるクリニックは、利便性が高く予約が取りやすい傾向にあります。
まずは検索サイトを使い、勤務地や自宅の最寄り駅周辺で“19時以降診療可”、“土日診療”の条件で絞り込んでみましょう。
また、初診の際に「仕事が忙しく頻繁に来られない」と正直に伝えることも重要です。
一度の通院でまとめて処置を行う集中治療を提案してくれる医師もいるため、自身のスケジュールに合わせた治療計画を相談できます。
痛みのピークが来る前に早退や中抜けを検討する
虫歯の痛みは放っておいて治ることはなく、むしろ夜も眠れないほどの激痛へと突然悪化します。
そうなると、集中力が散漫になり仕事のパフォーマンスが著しく低下するだけでなく、重要な会議や接客中に耐えられなくなるリスクがあります。
深刻な事態になる前に、1〜2時間程度の中抜けや時差出勤を利用して、最短で処置を受けるのがもっとも合理的です。
上司には「急な歯痛で業務に支障が出そうなので、1時間だけ歯科へ行かせてほしい」と具体的に伝えましょう。
多くの職場では、完全に欠勤するよりも、短時間の外出で問題を解決して戻ってくる方が受け入れられやすいものです。
まとめ
どれだけ仕事が忙しくても、それは虫歯治療を受けなくても良い理由にはなりません。
ほんの短期間、応急処置でしのぐのは致し方ありませんが、結局は必ず通院しなければいけないということは肝に銘じておきましょう。
たとえ自身が休むことで仕事に大きな穴が開く場合でも、虫歯が深刻化する前に治療を優先しなければいけません。

