歯周病予防の基本は、やはり毎日の丁寧なブラッシングです。
またその他で言うと、歯周病予防に効果のある食べ物を摂取することも、れっきとした歯周病予防です。
あまりイメージがないかもしれませんが、実は蕎麦は歯周病予防効果が高いとされています。
今回はこちらの詳細について解説します。
毛細血管の強化と出血予防
蕎麦には毛細血管の強化、出血予防効果があります。
蕎麦に豊富に含まれるポリフェノールの一種であるルチンには、毛細血管を丈夫にする働きがあります。
また歯周病は歯茎の炎症や出血を伴う疾患であるため、血液の弾力性を高めるルチンの摂取は、歯茎からの出血予防に役立つと考えられています。
抗酸化作用や全身疾患のリスク低下
口内が酸化ストレスにさらされることは、歯周病悪化の一因になります。
蕎麦に含まれるルチンやクエルセチンといった成分には強い抗酸化作用があるため、歯茎の細胞をダメージから守り、炎症を抑える効果が期待できます。
さらに歯周病は糖尿病と密接に関係していて、血糖値が高くなればなるほど歯周病が悪化しやすくなります。
その点、蕎麦は低GI値食品であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるため、間接的に歯周病のリスクを管理することにつながります。
蕎麦の歯周病予防効果を高めるためのポイント
蕎麦の歯周病予防効果を高めるには、蕎麦を食べるだけでなく、蕎麦湯も飲むことをおすすめします。
歯周病予防に効果的なルチンは水溶性のため、ゆで汁に溶け出してしまいます。
そのため、最後に蕎麦湯を飲むことで栄養を余すことなく摂取できます。
また蕎麦を食べるときには、薬味としてワサビを添えましょう。
ワサビには殺菌作用があるため、蕎麦とあわせて摂取することで口内の細菌増殖を抑える相乗効果が期待できます。
さらに、ルチンの含有量については、蕎麦粉の割合に依存します。
蕎麦粉の割合が多いものほど、歯周病予防効果は高まるため、摂取する際は十割蕎麦や二八蕎麦などが推奨されます。
市販されている蕎麦には、必ず蕎麦粉の割合が記載しているため、購入時はチェックしましょう。
まとめ
普段何気なく蕎麦を食べている方は、それだけである程度歯周病予防ができています。
ただし、蕎麦を食べるだけで完璧に歯周病を防ぐことはできません。
口内環境を整えるにあたってもっとも重要なのはやはりブラッシングであるため、日々丁寧に磨きつつ、そのサポートとして蕎麦を採り入れるのが適切です。
また蕎麦以外の野菜や果物といった食材からも、歯周病予防につながる栄養素を摂取しなければいけません。

