【祖師ヶ谷大蔵の歯医者で虫歯治療】虫歯でない方の歯で噛み続けるデメリット

虫歯が痛むにもかかわらず、通院せずに放置している方は、痛みを我慢したまま生活することになります。
またこのような方は、極力食事のときの痛みを避けるために、痛くない方の歯ばかりで噛むケースがよく見られます。
今回は、虫歯でない方の歯で噛み続けることのデメリットについて解説します。

目次

歯が擦り減る

虫歯でない方の歯でばかり噛み続けると、そちら側の歯の擦り減りが早くなります。
こちらは、正常な噛み合わせでないと一部に過度な負担がかかるからです。

虫歯が痛いからといって、痛くない方の歯ばかり使っていると、当然痛くない方の歯は負担が大きくなります。
その結果、擦り減るのが早くなったり、歯根膜にダメージが加わったりします。

歯根膜は、歯の歯根部分にある組織であり、歯と歯茎のクッションのような役割を果たします。
そのため歯根膜のダメージが大きくなると、歯が浮いた感じがしたり、咀嚼したときに痛みが生じたりします。

虫歯のリスクが高まる

虫歯でない方の歯でばかり噛むことで、そちら側の歯も虫歯になってしまう可能性があります。
なぜなら、よく噛む歯の方が食べカスやプラークの影響を受けやすいからです。

通常、食事を摂るときは全体の歯を使って均等に咀嚼します。
しかし片方の歯ばかりで噛んでいると、そちらにばかり食べカスやプラークが付着します。

また食べカスやプラークがつく機会が多ければ多いほど、ブラッシングでの磨き残しも多くなり、虫歯を発症しやすくなります。

もし虫歯でない方の歯も虫歯になってしまうと、痛みを抑えながら噛むのが難しく、食事を摂るのは困難になります。

顎関節症のリスクが高まる

顎関節症のリスクが高まることも、虫歯でない方の歯でばかり噛むデメリットです。

片方の歯でばかり噛むと、そちら側の筋肉だけが発達していき、反対側の筋肉はあまり使われないため委縮します。
またこのようなアンバランスな状態になると、顎関節症を引き起こします。

顎関節症を発症すると、口を開けたときに痛みが出るだけでなく、開口時の異音に悩まされることもあります。
さらに顎が不調に陥ると、頭痛や肩こり、首の痛みなど全身の症状も併発するおそれがあります。

まとめ

虫歯を発症してしまった場合、歯科クリニックに通わないという選択肢は基本的にはありません。
特に歯の穴が確認できる場合、自然に治ることはないため、必ず歯科クリニックで治療を受ける必要があります。
また痛みを我慢しながら生活できたとしても、片方の歯ばかりで噛むとさらなるトラブルにつながります。
そのため、大事になる前に通院することが大切です。

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