【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】甲殻類の虫歯予防効果について

虫歯予防を行うにあたっては、ブラッシングを徹底するだけでなく、食生活も改善すべきです。
特に甘いものやジャンキーなものばかり食べている方は、虫歯予防につながる食材を積極的に採り入れるべきだと言えます。
今回は、甲殻類が持つ主な虫歯予防効果について解説します。

目次

虫歯菌の増殖抑制

甲殻類の殻から抽出されるキトサンには、非常に強い抗菌作用があることが分かっています。

この成分は、虫歯の最大の原因菌であるミュータンス菌の活動や増殖を効果的に抑え込む働きをします。
口の中の虫歯菌の密度が減少するため、根本的な虫歯リスクを低減させることが可能になります。

現在ではこの優れた抗菌性を活かして、キトサンを配合した先進的なデンタルケア製品や歯磨き粉、オーラルケア用のサプリメントなどの開発も進められています。
エビやカニを摂取することは、単なる栄養補給だけでなく、天然の抗菌成分をお口に行き渡らせるという意味でも非常に有益な選択肢になります。

バイオフィルムの定着、形成防止

虫歯菌が集まって形成されるネバネバした細菌の塊を、バイオフィルムと呼びます。 甲殻類に含まれるキトサンやそのオリゴ糖成分には、細菌同士が結びつくのを妨げ、歯の表面へ定着するのを防ぐ特殊な効果があります。 バイオフィルムの形成そのものを元からブロックすることで、虫歯の進行を初期段階で食い止めることができます。

さらに、バイオフィルムが付きにくくなるということは、毎日のブラッシングやデンタルフロスによる掃除で汚れを落としやすくなるというメリットにもつながります。
口の中が清潔に保たれやすくなるため、結果として虫歯になりにくい強固でクリーンな口腔環境を維持するための、強力なベースを築くことができるようになります。

歯の再石灰化の促進

エビの殻や小さな甲殻類には、歯の主成分であるカルシウムが豊富に蓄えられています。

虫歯菌が吐き出す酸によって、歯の表面のミネラル成分が溶け出す現象を脱灰と言いますが、これが虫歯の始まりです。
甲殻類から上質なカルシウムを十分に摂取することで、溶け出したミネラルを再び歯の表面に戻す再石灰化の働きを強力にサポートできます。

特に殻ごと食べられる干しエビや桜エビなどは、効率良くカルシウムを補給するのに最適な食材です。
日常的に摂取することでエナメル質が持続的に補強され、酸に負けない強くて硬い健康的な歯質を維持することに直結します。

内側から歯を裏付け、虫歯の進行を防ぐために必須のプロセスです。

まとめ

普段何気なく甲殻類を摂取しているという方もいるかと思います。 このような方は、知らず知らずのうちに甲殻類の恩恵を受け、虫歯予防効果をアップさせることができています。 ただし甲殻類の虫歯予防効果をさらにアップさせるのであれば、食べ合わせる栄養素について勉強したり、ブラッシングにより力を入れたりすることが求められます。

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