虫歯予防と言えば、ほとんどの方はブラッシングを想像するかと思います。
しかし、実際はそれと同じくらい、日々どのような食事を摂るかが大事になってきます。
またこれから少しずつ寒い日が増えてきますが、そのときよく食べられるのが鍋です。
今回は、虫歯予防を意識する方におすすめの鍋を紹介します。
レモン塩ベースの鍋
近年人気のレモンをスライスして浮かせる塩ベースのスープは、唾液の分泌量を最大に高めてくれる味付けです。
人間はレモンのような酸味を感じると、それを薄めようとして反射的に大量の唾液を分泌します。
この溢れ出る唾液こそが、口の中の酸を中和し、歯を修復する最高の虫歯予防薬になります。
ベースの塩スープには砂糖を使わず、鶏ガラスープや昆布だしで旨味をベースに敷くことで、さっぱりとしていながらも奥深い味わいになります。
酸味が強すぎるとエナメル質を痛める原因になりますが、鍋のスープとして加熱し、お肉や野菜の出汁と調和させることでマイルドになり、安全なスープへと生まれ変わります。
ゆずおろしポン酢ベースの鍋
たっぷりの大根おろしに、ゆずの柑橘類の風味を効かせたポン酢ベースのスープ(みぞれ鍋)は、高い口内の洗浄効果が期待できます。
大根おろしに含まれる酵素は消化を助けるだけでなく、口内のネバつきを抑えてすっきりとさせてくれます。
さらに、ゆずの持つ爽快な香りと程良い酸味が嗅覚と味覚を同時に刺激し、唾液の分泌を強力にバックアップします。
ポン酢を使用する際は、みりんや砂糖が多く含まれている既製品を避け、柑橘類の果汁と醤油、出汁だけで作られたものを選ぶと、虫歯リスクを徹底的に低く抑えることができます。
さっぱりと食べられるため、お箸が進み、噛む回数も自然と増える味付けです。
薬膳風カレーベースの鍋
スパイスを組み合わせた薬膳風のカレーベースは、口内のトラブル全般をケアできる風味豊かな味付けです。
一般的なカレールーには小麦粉や砂糖、多くの脂質が含まれていて、歯にこびりつきやすいため虫歯リスクが高まります。
しかし、市販のルーを使わずスパイスから作る薬膳スープであれば、糖質や脂質を極限まで抑えられます。
カレーの主成分であるターメリックに含まれるクルクミンには、強力な抗炎症作用や抗菌作用があり、口内の虫歯菌の活動を抑制し、歯茎の腫れを防ぐ効果が期待できます。
エキゾチックな香りが食欲をそそり、スパイスの刺激が唾液をジュワッと分泌させ、美味しく口内をキレイにしてくれます。
まとめ
鍋の良いところは、前述したように虫歯予防効果のあるスープを選べるだけでなく、栄養価の高い野菜が多く摂取できる点も挙げられます。 また肉や魚なども摂取できるため、虫歯予防の基本である、栄養バランスの取れた食事を実現しやすいです。 そのため、寒い季節の虫歯予防法としては、ぜひ採り入れることをおすすめします。

