【祖師ヶ谷大蔵の歯医者・予防歯科】もち麦が持つ虫歯予防効果

もち麦は、もち性のデンプンを豊富に含む大麦です。
スーパーのお米コーナーでは、他の雑穀類などと一緒に販売されています。
またもち麦にはさまざまな健康効果があり、実は摂取することで虫歯予防効果も期待できます。
今回は、もち麦が持つ虫歯予防効果の一部を解説したいと思います。

目次

健康な粘膜の維持

もち麦はビタミンB1やB2、ナイアシンといったビタミンB群を豊富に含んでいます。

ビタミンB群は、皮膚や口腔内の粘膜を健康に保つために不可欠な栄養素です。
これが不足すると、口の中の粘膜が荒れやすくなり、口内炎や舌炎といったトラブルが発生しやすくなります。

口の中に痛みや荒れがあると、痛みを避けるために丁寧な歯磨きができなくなったり、咀嚼が十分にできなくなったりして、口内衛生が悪化し虫歯リスクが跳ね上がります。

もち麦によって粘膜を健やかに保つことは、痛みのない快適な口内環境を維持し、毎日のブラッシングを正しい方法でしっかりと行うための間接的な土台になります。
健やかな口腔粘膜は、細菌の侵入を防ぐ最初のバリアでもあります。

プラークの粘着性の低下

虫歯の原因となるプラークは、細菌が糖質を利用して作るグルカンという粘着性の高い物質によって歯にこびりついています。 もち麦に含まれる食物繊維や特定の成分は、口内の環境を急激に変化させないため、細菌が活発に粘着物質を作り出すのを阻害する傾向があります。

またもち麦の摂取によって唾液の分泌量が増えると、唾液の洗浄パワーによってプラークの粘り気が薄まり、歯の表面に強固に固着するのを防ぐことができます。
プラークの粘着性が下がると、毎食後の歯磨きやデンタルフロスを使用した際に、軽い力でも汚れが格段に落ちやすくなります。

磨き残しが減ることは虫歯予防の基本であり、もち麦は日々のオーラルケアの効果を最大限に高めてくれる心強い味方になります。

間食を減らす

もち麦に含まれる水溶性食物繊維・β-グルカンは、お腹の中で水分を吸って大きく膨らみ、ゼリー状に変化する性質を持っています。 これにより、胃腸をゆっくりと移動するため、消化に時間がかかり、腹持ちが非常に良いというメリットがあります。

食後の満腹感が長時間持続するため、小腹が空いてついついチョコレートやスナック菓子、甘い飲み物といった間食に手が出るのを自然に防ぐことができます。

虫歯の最大のリスクの一つは、ダラダラと食べ続けることで口の中が常に酸性状態になることです。
もち麦によって食事の満足度を高め、規則正しい食生活へと導くことは、口内が酸に晒される時間を減らし、歯が再石灰化するための休息時間を十分に確保することに直結します。

まとめ

もち麦は、今日からでも採り入れることができる食品です。 またもち麦は栄養価が高いだけでなく、モチモチ、プチッとした食感も評価が高いため、気になる方はこれを機会に採り入れてみましょう。 もちろん、食事内容の改善だけでなく、ブラッシングや歯科クリニックでの定期検診などを徹底するのも、虫歯予防には必要不可欠です。

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