ロイテリ菌は、人の母乳や体内から発見された天然の善玉乳酸菌であり、歯科分野において歯周病対策に高い効果を発揮します。
こちらは一部のタブレット、ヨーグルトなどから摂取することができます。
では、ロイテリ菌には具体的にどのような歯周病予防のメリットがあるのでしょうか?
不快な口臭の予防・改善
歯周病に伴う深刻な悩みの一つが口臭です。 歯周病菌が口内のタンパク質を分解する際に、卵が腐ったような強い悪臭を放つガスを発生させます。 ロイテリ菌は、その優れた抗菌作用によって口臭の原因となる悪玉菌の活動そのものを根本から抑制します。
さらに悪臭物質の産生自体を減らす効果もあるため、一時的に香りでごまかす一般的なマウスウォッシュとは違い、臭いの発生源に直接アプローチできるのが特徴です。
臨床試験でも、ロイテリ菌の摂取によって口臭の強さが有意に減少したという結果が出ています。
毎日の習慣にすることで、朝起きたときのネバつきや不快な口臭を予防し、爽やかな息を長く持続させることができます。
歯周病と虫歯のダブル予防
ロイテリ菌の抗菌効果は、歯周病菌だけでなく虫歯の主原因であるミュータンス菌に対しても有効に働きます。 ミュータンス菌は歯の表面にネバネバしたプラークを作り、酸を出して歯を溶かしますが、ロイテリ菌は虫歯菌の定着を防ぎ、数を減らすことが各種研究で明らかになっています。
大人になると歯周病のリスクが急増する一方で、過去の治療痕の隙間から再び虫歯になる二次カリエスのリスクも高まります。
ロイテリ菌を摂取することは、歯茎を保護する歯周病対策になるだけでなく、同時に大切な歯そのものを守る虫歯予防にも直結します。
口内全体の健康寿命を包括的に延ばす、一石二鳥のセルフケア法と言えます。
安全性の高さ
毎日摂取するものだからこそ、安全性はもっとも重要なポイントです。
ロイテリ菌は、元々すこやかな母親の母乳や体内から採取された、完全にヒト由来の乳酸菌です。
そのため、化学的に合成された医薬品や抗生物質とは異なり、長期的に体内に取り入れ続けても、副作用や耐性菌が発生するリスクが極めて低いという特徴があります。
米国の食品医薬品局(FDA)からも、安全性が極めて高い食品に与えられる“GRAS認証”を正式に取得しています。
赤ちゃんから高齢の方、妊娠中の方まで、誰でも安心して毎日使い続けることができる高い信頼性があり、極めてクオリティの高い安心・安全な素材として広く認められています。
まとめ
冒頭でも触れた通り、ロイテリ菌は一部のタブレットやサプリメント、ヨーグルトなどから摂取可能です。 そのため、歯周病予防の基本であるブラッシングやスケーリング、ルートプレーニングとあわせて、積極的に摂取すべきです。 ロイテリ菌で歯周病を予防することは、口内でのトラブルだけでなく、全身疾患を予防することにもつながります。

