虫歯治療を受けるに当たって、苦手意識がある方はさまざまな壁を乗り越えなければいけません。
例えば歯科クリニックのニオイや、治療時に使用する機械の音などは、嫌悪感を抱く方が多いです。
今回は、これらのうち虫歯治療の音が嫌いな方におすすめする、意外な対処法をいくつか紹介します。
レーザー治療を採り入れている歯科クリニックを選ぶ
従来のタービンと呼ばれるドリルのキーンという音がどうしても耐えられない場合、レーザー治療を採用している歯科クリニックを選ぶのがおすすめです。
レーザー治療は、光のエネルギーで虫歯部分を削るため、あの独特な高音が発生しません。
処置中はチチチ、パチパチといった軽い音がする程度で、不快感が非常に少ないのが特徴です。
また、健康な歯を削りすぎず、痛み自体も少ないというメリットがあります。
ただし、虫歯の進行度や部位によっては適用できないケースもあります。
Er:YAGレーザーを検討する
レーザー治療の中でも、特に虫歯治療への有効性が認められているのが“Er:YAG(エルビウムヤグ)レーザー”です。
この装置は水分に反応して標的を削るため、歯を削る際の熱の発生が少なく、痛みを大幅に抑えられます。
もちろん、ドリル特有の嫌な回転音や不快な振動は一切ありません。
そのため、キーンという音が原因で歯科クリニックに行けない方にとって、非常に画期的な選択肢になります。
最先端の設備であるため、すべての歯科クリニックに導入されているわけではありませんが、ホームページ等で導入実績を確認して受診してみる価値はあります。
カリソルブ治療を検討する
カリソルブとは、特殊な薬剤を使って虫歯の部分だけを溶かして除去する治療法を指します。
薬剤を塗布して虫歯をやわらかくした後、専用の手動器具で優しくかき出します。
そのため、ドリルでガリガリと削る必要がなく、あの恐ろしい音や振動から完全に解放されます。
また、麻酔を使わずに済むケースが多いのもメリットです。
ただし、この治療法は神経に達していない軽度〜中等度の虫歯にのみ適用されます。
さらにカリソルブは自由診療になるため、費用や適応の可否については事前の確認が必要です。
まとめ
歯科クリニック側も、虫歯治療の音が苦手な患者さんが多いことについては、当然把握しています。
そのため、音を気にせずに治療を受けやすい歯科クリニックを選ぶことは、苦手意識が強い方にとってとても大切です。
また上記のような治療を導入していない場合でも、患者さんの気持ちに寄り添い、少しでも音を軽減させてくれる歯科クリニックであれば、治療を受けやすくなります。

